第19章: 新しい人生
1949年· ババ 55歳ページ 2,749 / 5,444
「いいえ」とバーバーは述べた。「そうではありません。ただ諸条件を遂行するか否かの問題なのです。」
それからバーバーはアロバに、来て自分の耳をひねるよう求めた。アロバは喜んでそれを行った。
するとアンナ104が手を挙げ、バーバーの問いに対して「私もあなたの耳をひねる用意があります」と答えた。
微笑みながら、バーバーは答えた。「私はそれをアロバからだけ望むのであって、ほかの誰からも望みません。しかし、もしあなた方の中の誰かが、私との古い因縁を清算するために抑え込んだ感情を吐き出したいと思うのであれば、今日この日は私の不快を恐れることなく、あなた方の誰が私の耳をひねっても私はかまいません。」
どっと沸き起こった笑い声の中で、バーバーは言った。「私の耳をひねるのはたやすいことですが、私の命令に従うのは難しいことです。」
それからバーバーは言った。「私と共に来たいと願う者たちは、自分をすでに死んだ者として見なさなければなりません。死体が物質的なものとの関わりも関心も一切持たず、問いを発することもなく、何ものも求めないのと同じように、私に同行する者たちは死体として私と共にいなければならないのです。
「私と共に行くことによって、特段の理由もなく死ぬことを望むのは誰なのか、私はこれから見定めようと思います!」
バーバーはマンダリに対して真心からの正直で誠実な協力を求め、霊的な傾向や信念に関するあらゆる観念を捨てるよう警告した。彼は彼らに、自分と共に行くということを、いかなる報いをも一切期待せずに見るよう求めた。
説明しながら、バーバーは長々と口述した:
これは単にマスト巡行で遭遇するような苦労や困難の問題ではありません。いま最も難しいのは、感情や気持ちを抑制し、私があなた方に行うよう、または行わないよう求めるどんな事に対しても、一瞬たりとも遅れずその場で従うために絶対的な備えを持つということです。私はあなた方のいずれもが、怒り、不快、好悪といった善悪の衝動に対するそれぞれの反応から自由になることを期待してはおりません。しかし私があなた方に期待しているのは、その気持ちや反応をいささかも表に出さず、また直接的にも間接的にもいかなる形でも表現しないということです。
私はあらゆる面で自由となり、あなた方はあらゆる点で束縛されることになります。私はあなた方の中の一人として、兄弟のように、あなた方の只中で暮らすことになります。私は時にあなた方の足元にひれ伏すこともあれば、あなた方に私の上に唾を吐くよう求めることもあるかもしれません。ですから私は、諸条件はそのようなものとなるので、最後まで私と共に残る者はごく僅かであろうと申し続けてきたのです。しかし常に、いかなる状況下にあっても、あなた方は私を引き続きあなた方の師と見なし、私に絶対的に従わなければなりません。
