第16章: 戦時中のマストへの旅
1944年· ババ 50歳ページ 2,411 / 5,444
私たち五人は、今この六月の一月間、ここのあなたのセンターに滞在しております――[フランク・]イートン夫妻、ダーウィン・ショー、ノリナ、そして私です。ダーウィンが仕事に戻らねばならなくなりましたら、ジョン・バスが下って参ります。マルコム・[シュロス]にも頼みましたが、彼はカリフォルニアからはるばるこちらまで来ることができませんでした。ご存じのように、ジーン・[アドリエル]は現在、ロサンゼルスから少し離れたある土地で過ごしておりまして、そこがいずれあなたのための隠棲地となることを願っております。実のところ、米国に五つの霊的センターを設けるというこの計画は、一九三一年に初めていらした時にあなたご自身がお立てになったもので、それぞれを異なる霊的活動のためにお用いになるとおっしゃっていました。
サウスカロライナのセンターに至るまでの経緯を簡単に申し上げますと、一九四一年六月に私どもがインドを発つ際、あなたはノリナと私に、あなたがおいでになった時にあなたとあなたの弟子のおよそ六十名が滞在するのに適した米国内の土地を探すようにとおっしゃいました。あなたは土地に必要な五つの条件を示されましたが、この国のどの地域であるべきかはおっしゃいませんでした。その条件とは、その地が[温和な]気候を備えていること、未開の土壌であること、水が豊富であること、多くの人々を自給自足させ得る土壌であること、そしてその土地は「真心から」捧げられるものでなければならない、ということでした。戻りましてから、ノリナと私は行く先々でそのような土地が手に入るかどうかを実際に見て回ったり問い合わせたりいたしました。
特にカリフォルニアで探し回りました。この条件に最も近かったのは、サンフランシスコ湾の対岸にあるフェアファックスの土地でした。スーフィーの指導者であり、インドで[しばらくの間]暮らしたことのある立派な女性が、あなたがいらした際にあなたとあなたの弟子たちをそこに迎えたいと申し出てくださいました。そうなさるかもしれません。彼女の申し出は真心から出たもののように思われましたし、私ども全員、彼女があの地で出会った中で最も進んだ、理解の深い魂であるという点で意見が一致しております。彼女のお名前はラビア・マーティンと申します。私どもが訪れた折、彼女は食卓にあなたのためのお席をしつらえてあり、すべてのものがまず最初に、献身の作法によってあなたへと供せられておりました。その土地は肥沃な地方の未開の土壌にあり、一つを除いてあらゆる条件を備えているように見受けられました。私どもが訪れた日はたいそう寒く、カリフォルニアではそういう日を決まって「珍しいこと」と申しますが――昨夏は近くのサンマテオがそれと同じくらい気に入りましたものの、サンフランシスコのように北まで行きますと温和な気候ではないということが分かりました。
昨年九月にロサンゼルスへ参りました折には、ジーン、マルコム、マーキーと共に車であちこち回りながら幾つもの土地を見ましたが、この地域は水がいくらか不足しているようでした。
