第16章: 戦時中のマストへの旅
1943年· ババ 49歳ページ 2,325 / 5,444
クルドワーディー駅では、バーバーをひと目見ようと信奉者たちが大勢詰めかけており、彼は慈愛をもって全員に祝福を授けた。バーバーとマンダリは旅を続け、夜十一時四十五分にショラプールに着き、そこからガデカールの小さな家へ案内された。食事がふるまわれたのち、ガデカールの一家はバーバーのダルシャンを受けた。バーバーとマンダリが、ガデカールの家の隣にある、彼らのために手配されていたコトニ博士の別宅に休みに行ったのは、午前三時のことだった。
バーバーがショラプールへ向かうと告げたのち、ガーニー、パンドバ、ババダース、アンナ104は準備の手配のためあらかじめ送られていた。映画館前でのチラシ、ポスター、広告を通じて行事を周知するという主たる任務に加えて、ガーニーは地元の働き手たちの助けを得て、各地の歓迎委員会に対し、バーバーの訪問に付された三つの重要な条件を説明する役を任ぜられた。
来訪者はメヘル・バーバーの御足に触れたり、たとえ遠くからであれ御前に平伏したりしてはなりません。
個別の面談を求めてはなりません。
ダルシャンに来られる方々は、物質的あるいは世俗的な願いを口にしてはなりません。
ペンドゥ、パドリ、カレママ、ムルリ、マサジがメヘラバードから到着した。ガデカールの妻グナタイは皆のために見事な料理を用意し、ガデカールはダルシャン行事の準備を取り仕切った。その地域では数百もの人々が、ガデカールが為した働きを通してメヘル・バーバーの大義を知るようになっていた。
実際のダルシャンは1943年3月10日水曜日の午前九時に始まった。バーバーはガデカールの家の脇に設けられたマンダップ[式典用の屋根]の下で、二時間にわたってダルシャンを与えた。その後ダルシャンを一時間中断し、バーバーはババダースとアンナ104が連れて来るよう命じられていた七人の狂人とマストの沐浴を行った。沐浴を終えると、バーバーは彼らに新しい服を着せ、食事をふるまった。
午後二時から四時まで、導師を楽しませるためクリシュナラオによるカッワーリーの催しが開かれた。その催しの間、初めて彼に会いに来る者たちもいた。そのうちの一人は敬虔なヒンドゥー教徒のヴァラド氏で、シッデーシュワル寺院の理事を務めており、バーバーに同寺院の信者たちにもダルシャンを授けてくださるよう願い出た。バーバーはその日の夜七時を訪問の時刻に定めた。それから彼は夕方四時から七時まで、公のダルシャンを再開した。その三時間の間に、数千人が訪れた。そののち、バーバーはそこに集う信者たちと会うため、シッデーシュワル寺院へと案内された。
