第16章: 戦時中のマストへの旅
1942年· ババ 48歳ページ 2,287 / 5,444
「グルはおられますか?」とエルチが尋ねた。
「いいえ、おりません。彼らは話しすぎます。私は話さないグルがほしいのです!」
エルチは言った。「過去十七年間、ひと言も話しておられないグルを一人知っています。そのお方の名はメヘル・バーバーです。」
少年はすぐに答えた。「シュリー・メヘル・バーバーのことは聞いたことがあります。あの方はこの近くのどこかにいらっしゃるのでしょう?でも……」と少しのあいだ言葉を切り、「でも、メヘル・バーバーはあまりに偉大なお方で、私のような者を弟子として受け入れてはくださらないでしょう。」
彼の言葉に心を打たれたエルチは、その少年をバーバーのもとへ連れて行った。バーバーを目にすると、少年は喜びに圧倒された。
バーバーは彼に告げた。「私があなたのグルになりましょう。私たちが顔を合わせるのはこれが最初で最後です。あなたは二度と肉体の私を見ることはありません。しかし、もし私があなたを弟子として迎えることを望むなら、四つの命令を実行してください。従うことに同意するなら、いつの日かあなたは胸の中に私を見出すでしょう。」
バーバーは彼に次の四つの命令を与えた。
1. 欲情から自由でなければなりません。そして、死ぬ日まで決して女性に触れてはなりません。
2. その代わり、ただひたすら神聖な愛しいお方を悟ることのみを絶えず思っていなければなりません。
3. 決してお金に触れてはなりません。そして食物は乞うて得なければなりません。
4. 私からのマントラとして、昼も夜も神の名を唱え続けなければなりません——どの名でも、あなたが望む名でかまいません。
少年は少しもためらうことなく四つの命令を受け入れ、こうして胸の奥で願ってきたグルを得たのだった。
バーバーは去り、翌日エルチを再び少年のもとへ遣わせ、自分の肖像が入ったペンダント、バーバーの生涯を記した本、座るための敷物、そしてプラサードとしてチャパティを作って食べるための小麦粉を届けさせた。少年はバーバーからの贈り物に深く感謝した。少しの恐れも見せず、彼は致死性の黒蠍、無数の蛇、ときに虎までもが現れることで知られるリシケシュの森に住み続けた。いまや真の導師を見出した彼にとって、恐れるものは何もなかったのである!
バーバーと一行は1942年6月30日火曜日にリシケシュを発った。その前の二、三日間、リシケシュでは大雨が降り続け、ガンジス川は氾濫していた。
