第16章: 戦時中のマストへの旅
1942年· ババ 48歳ページ 2,286 / 5,444
学校の休みが終わり、メフルとナッグーはヒラとナジュー・コトワルとともに6月9日にリシケシュを発った。当時、バーバーはハルドワールにいたため、少女たちは彼に別れを告げる機会がなかった。そのことを悲しく思っていた彼女たちは、列車が一時間停車したハルドワール駅でバイドゥルが自分たちを待っているのを見て、せめてもの喜びを感じた。
バイドゥルは、近くにいたバーバーに少女たちの愛を伝え、バーバーは列車が出発する前に短く抱擁するために少女たちを呼び寄せた。
1942年6月23日火曜日、バーバーは、当時そこで催されていた大きな祭を見るため、今度は女性たちと数名の男性を伴って再びハルドワールへ赴いた。全国各地から数千人の巡礼者やサドゥーが集まっていた。ガンジス川が氾濫していたため、バーバーと女性たちはハルドワールへ行くにはラクシュマン・ジューラー橋を歩いて渡らねばならなかった。女性たちがガンジス川のほとりにある邸宅のバルコニーから祭を見られるよう、特別の手配が整えられていた。一行はその夜遅くにリシケシュへ戻った。
24日、バーバーはマストたちと接触するため、三日間パーニーパットへ赴いた。バーバーが接触した数人のマストはみな裸であった。中でも二人のマストが注目に値した。目が見えず、ひどく痩せていたアッラー・ディアは、クトゥブ・ブアリ・シャー・カランダルの廟の入口近くに座っている、非常に高位のマストだった。もう一人のマストは野性的な風貌の、わずか九歳ほどの少年で、バーバーは彼と接触し、神に酔う魂であることを確認した。少年はいつも裸で泥にまみれてパーニーパットを歩き回り、与えられるものは何でも、泥さえも口にした。
あるとき、バーバーがマスト訪問の旅からリシケシュへ戻る途中、エルチが彼を迎えに行った。途中、エルチは「聖者の住処」として知られる、ヨーギーやリシたちが小さな白い庵で暮らし神を瞑想する森の地を通り抜けた。朽ちかけた庵の一つで、エルチは横たわっている美少年を見かけた。
「理想の少年」を見つけたいというバーバーの長年の願いを思い出したエルチは、その若者についてバーバーに伝え、せめて庵まで足を運んでこの並外れた少年を見てほしいと頼んだ。バーバーは承諾し、邸宅へ戻る途中ラクシュマン・ジューラー橋を渡ったあと、その少年の庵を訪ねた。
彼はエルチに身振りで示した。「まず、行って彼がここで何をしているのか尋ねてください。」
エルチは少年と二人で話し、少年は彼にこう告げた。「私の両親はアンバーラにいます。私はまだ十四歳ですが、ずっと神のダルシャンを切に望んできました。そこですべてを捨てて、神を求めてヒマラヤへ向かいました。ここに来たのは瞑想して何が学べるかを見るためです。」
