第16章: 戦時中のマストへの旅
1941年· ババ 47歳ページ 2,244 / 5,444
そののちまもなく、これがいよいよ悪化に向かおうとしていた戦争と関連しているかもしれないと一同は気づいた。1バーバーは広がりゆく戦争の日々のニュースを引き続き注視していた。1941年12月の世界情勢は危険で暗澹たるものであった。至るところで、打撃を受けた連合国 ── イギリス、ロシア、中国 ── は守勢に立たされていた。至るところで枢軸国 ── ドイツ、イタリア、日本 ── が勝ち誇っていた。ヒトラーは事実上西ヨーロッパの全土を支配し、その軍は崩壊寸前と見えるロシアの内部へ数百マイルも進撃していた。イタリアは地中海を支配しており、その軍団は北アフリカ全域に押し寄せ、エジプトとスエズ運河を脅かしていた。日本は中国の大部分を屈服させ、いまやフィリピンへ攻め込み、インド、オーストラリア、アラスカへも進撃する準備を進めていた。
イギリスは引き裂かれ血を流しており、絶え間なく空爆を受け、飢餓の脅威にもさらされていた。ロシアは膝を屈するほどに打ちのめされ、都市と工場は破壊され、軍隊は壊滅状態にあった。そして1941年12月になると、バーバーが予言したとおり、ドイツと日本が地球の四分の三を足元に従えそうな様相を呈していた。アメリカはなお中立であった ── しかしそれも間もなく変わろうとしていた。
1941年12月7日、真珠湾が攻撃され、日本はアメリカおよびイギリスに宣戦布告した。その四日後の11日、ドイツがアメリカに宣戦布告した。同じ日、バーバーは水と薄い茶のみで一週間の断食を始め、各地の愛好者たちには12月12日には一食のみで断食するようにと知らせた。
一方、12月7日には、マサジが二人のマストとともにパンダルプルから到着し、メモ、ペリンと彼女の子供たちは同じ日の午後にプーナからメヘラバードへ戻った。四日後にはアルナヴァズとナルギスがやって来た。エルチとその家族は12日にバンガロールから到着し、メフルとナグーは翌日に到着した。
12日、バーバーは午後6時45分にメヘラバードの丘から下りて来て、ニームの木の下のドゥニのそばに立った。バーバーが以前の隠遁の際に用いた木造のテーブル・キャビンがそこへ運ばれており、その上には彼の写真が置かれていた。
バーバーの面前で、グスタジは膝をつき、アールティが歌われるなどの儀式は何も行わないままドゥニに火を灯した。バーバーはまた、マンダリが自分のダルシャンを受けることも許さなかった。彼はわずか五分しか留まらなかったが、いくつか異例の言葉を述べた。
プリーダーを見て、彼はこう言った。「あなたは神を見ることになるでしょう!」
しばらくして、バーバーは板の上に綴った。「神が神を見ることになるでしょう!」
それから彼は付け加えた。「私のマンダリであるあなた方も、皆神を見ることになるでしょう!」そして彼らに「アーメン」と繰り返すよう告げた。
脚注
- 1.メヘル・バーバーのドゥニと同じように、サイ・ババも油灯を通じて第一次世界大戦を制御する作業を行ったと伝えられている。
