第15章: 隠遁
1941年· ババ 47歳ページ 2,241 / 5,444
あるとき、ダルワルでクリシュナは眠気を感じて寝過ごしてしまい、水を運ぶのに15分遅れた。
バーバーは門のところで彼を待っており、クリシュナが来ると怒って彼を叱った。「もう二度と、あなたのその黒い顔を見たくありません!1自分の務めに誠実で規則正しくあるようにと、私は何度あなたに言ってきたことでしょうか。それなのにあなたは私の言葉に少しも注意を払いません。石の上の種にいくら水をやっても、根づく望みなどありません。そしてあなたはまさにその石のような方です!」
また別のときには、バーバーは女性たちと外出に出かけ、クリシュナに自分が戻るまで門で見張りをするようにと、また女性たちのバンガローには入らないようにと指示した。バンガローにはメヘラバードから来た四人の女中、ラクシ、バミ、ラクマ、タニがいた。あるとき、家の中に蛇が見つかり、ラクマがクリシュナを呼んで殺してくれと頼んだが、彼は自分の持ち場を離れることを拒んだ。
バーバーは戻って来てそのことを聞き ── 女中たちはクリシュナのことを訴えていた ── 彼に尋ねた。「なぜあの蛇を殺さなかったのですか?」
クリシュナは答えた。「門を離れるなというのがあなたのご命令でした。どうして家へ行けたでしょうか?」
するとバーバーは尋ねた。「もし家で火事が起きていたなら、あなたは行きましたか?」
クリシュナは「いいえ」と答えた。
バーバーは彼を正してこう述べた。「もしあなたが本当にそうした心持ちで命令に従っていたのであれば、私はとても喜んだことでしょう。しかしあなたは、私に従うために従ったのではありません。むしろ、門を離れてはならないという私の命令にいら立っていたのです。ですから、表向きは従ったように見えても、あなたは私に従ったのではなく、自分の怒りをぶつけただけなのです。」
バーバーは付け加えた。「そもそも蛇が現れたのは、あなたがそのように悪い気分でいたからなのです。今もし私を喜ばせたいのなら、その蛇を見つけて殺してください。」
初めクリシュナはそれを見つけられなかったが、四十五分ほど経ってから、その蛇が女性たちの家の窓から這い出てくるのを見た。彼はバーバーを呼んで知らせたが、そのころには蛇はすでに姿を消しており、バーバーは行かせるようにと合図した。これは異例のことであった。バーバーがマンダリに与えていた常設の命令は、蛇を見つけたら必ず殺すようにというものだったからである。
脚注
- 1.「黒い顔」とは肌の色ではなく、暗い心境を指す口語的な表現である(誰かが「黒い気分」だと言われるのに似ている)。
