第15章: 隠遁
1941年· ババ 47歳ページ 2,203 / 5,444
一行は午前11時30分に出発した。車の両側には護衛が騎乗し、銃を手にした屈強なバローチ兵たちがバスの屋根に乗っていた。バスは途中で立ち往生し、エリザベスの車に引き出された。一行はその夕方6時45分にロララーイに到着し、ダーク・バンガロー[宿駅]に泊まった。
ロララーイで、一行に同行していた少年が凶悪なダコイト[盗賊]の息子であることが判明した。少年が彼らを煩わせ始めたので、バーバーはその少年をムルターンへ送り返した。バーバーが彼を連れてきた理由が、ここに至って明らかになった。ダコイト[盗賊]たちは、少年が一行と共に旅していることを知っていたため、彼らを襲わなかったのだった。
1941年3月11日火曜日の朝、一行は護衛なしでロララーイを発ち、夕方5時にクエッタに到着した。バーバーの宿舎として、ルーシ・ポップはペルシア領事館の真向かいにあるアブドゥル・ワヒドの邸宅を借りておいた。バーバーは到着するや否やマストの働きに没入し、誰にも会わずに隠遁の状態に留まった。
到着から三日後、バーバーはエルチをバンガロールへ送り返し、バイドゥル、グスタジ、クリシュナ、ニル、ヴェンコバ・ラオ、ヴィシュヌが彼のもとに残った。ヴィシュヌが買い出しを担当し、バイドゥルとクリシュナとヴェンコバはマストを探した。バーバーが実際にマストに会いに出かける時には、いつもバイドゥルが共に付き添った。クリシュナとヴェンコバは夜にバーバーの傍らで見張りを務めた。バーバーがクエッタに到着して間もなく、ピラマイがカラチから到着し、一週間の滞在を許された。
ニルはマストたちに信を置いておらず、医学的観点からは彼らを害のない狂人とみなしていた。しかしある日、チャッティ・ババが一晩中氷の塊の上に座り、外で凍てつく嵐が吹き荒れていてもその場を離れなかったのを目にした。ニルは羊毛の毛布四枚にくるまり、外套まで着込んでベッドで一晩を過ごしたが — それでもなお寒かった。クエッタの厳しい寒さの中で、裸のまま、しかも全く満ち足りた様子で座っているチャッティ・ババの姿は、ニルに深い感銘を与えた。疑り深い彼の心は、そのような驚くべき光景に納得のいく答えを見出せず、彼はその時はじめて、このマストが普通の人ではないと完全に確信した。
バーバーがクエッタに一か月滞在する間、チャッティ・ババは自分の部屋に留まろうとせず、寒く荒れた天候の中、夜通し外を歩き回っていた。彼は健康を保っていたが、さらに驚くべきことに、毎日氷のように冷たい水を百バケツも浴びる入浴を続けていた!
