第15章: 隠遁
1940年· ババ 46歳ページ 2,117 / 5,444
ランチーでの男女の食事に関する話題が議論されていたとき、バーバーは非常に真剣に述べた。
戦争が激しく続いているヨーロッパの人々の哀れな苦境と状況を考えてみてください。特に、家を捨て、死の影のように追いかけてくる征服者の群れから命を守るため、家畜のようにあちこちへと追い立てられた難民たちのことを考えてみてください。彼らの境遇では、食べ物や飲み水といった生活必需品さえも二の次と見なされました。彼らは家を失い、頭上を覆う屋根もなく、開けた街路や野原に放り出され、飢えており、身に着けているもの以外には身を覆うものが何もありません。彼らに比べれば、インドの人々ははるかに恵まれています!毎日のように恐ろしい戦争の知らせが伝えられ、戦争が皆にもたらした経済的・全般的な貿易の停滞と、それに伴う各地の財政逼迫があるにもかかわらず、インドの人々は思いのままに、ゆったりと動き回ることができ、屋外の庭園や海辺へ気晴らしに出かけたり、映画館や音楽堂、舞踏会場に出かけて楽しむこともできます。
[今年の]8月以降、状況はさらに悪化するでしょう。戦争の進展は深刻な局面を迎えて複雑化し、その炎は遠く広く広がり、ついには戦争が西洋全体だけでなく東洋までも巻き込むことになるでしょう。そのうえ、人々は戦争と、それが生命や財産にもたらした凄まじい破壊さえも忘れる時が来ます。なぜなら、その破壊力においていっそう貪欲な災害――疫病や伝染病、火災や飢饉、巨大な規模と威力をもつ洪水や地震――がさらに襲来し、これらすべてが機関銃や爆弾以上に多くの生命と財産を奪うことになるからです。さらに、内戦が国家間の政治情勢を一層複雑にし、事態をますます混沌とさせ、ついには行き詰まりを生み出すでしょう。
百万長者でさえ食べ物に飢えることになります!至るところに混沌が広がり、誰もがなす術もなくなるでしょう。
1940年7月6日土曜日、バーバーはボンベイ、ナーシク、アフマドナガル、アメリカ、ヨーロッパにいる自身の240名の愛する者たちに送る31項目の指示の回状を口述した。個別の写しに添える形で、バーバーは各人が従うべき指示を選び出した。バーバーはそれぞれの紙片にその者に該当する指示番号を記し、署名を入れた。
