第14章: ブルーバスツアー
1939年· ババ 45歳ページ 1,986 / 5,444
一行は二月八日午後二時にアジメールに到着した。エルチは地元の銀行家が所有するバンガローを借り、そこでバーバーと女性たちは快適に過ごした。マンダリの宿舎は四分の一マイル離れた所に用意された。到着して数日後、バーバーは本格的にマストの仕事を始めた。
カカとエルチはマストを探すことだけに専念した。ラノはマストたちの沐浴のため、湯を用意しておくよう指示された。マストが一人連れて来られると、彼女はすぐ浴室のバケツを満たしに駆けつけたものだった。それからバーバーはそのマストを洗い、その後、新しい服かカフニを着せた。1バーバーは女性たちから毛布やタオルを受け取り、自分の大切なマストたちに渡していった。その過程で、女性たちの荷物は少しずつ軽くなっていったのである!
十二日、親切なトンガワラがブラフマナンダ・シンというマストを彼らのバンガローに連れて来た。そのマストは何年もの間、不潔な環境で暮らし、汚れた排水溝の水を飲んでいた。バーバーは彼を自分の部屋に置き、定期的に沐浴させ、食事を与えた。アディは、彼が一九二二年に自分たちがマンジル・エ・ミームからアジメールへ来た時に見た、十七年前のあの同じマストだったと思い出した。カカとエルチは一日中そのマストの世話をし、カカは彼のそばで眠った。バーバーは彼をメヘラバードへ連れて帰りたいと言い、彼が第六境地にいることを示した。
一九三九年二月十三日、バーバーはアジメールには霊的に進んだ魂が六人いると説明した。二人は第六境地に、二人は第五境地に、残りの二人は第三と第四、または第五と第六の間にいるということだった。
「一人が死ぬと、別の者がその場を引き継ぎ、同じ数[六]が保たれるのです」とバーバーは述べた。
彼はまた、神を実現したマジュズーブたちと、彼らが世にどれほど稀であるかについて語り、そのような者が近くにいると述べた。2その日、バーバーはカカとアディ・シニアを遣わし、世で最も偉大な存在の一人であるこの第七境地のマストをバンガローへ連れて来させた。しかし、そのマストは、彼らが最初に見つけた場所、すなわちクワジャ・ムイーヌッディーン・チシュティの墓の近くにある、信じがたいほど不潔な小さな二間の掘っ立て小屋から、彼らと一緒に行くことを拒んだ。そのマストはチャチャと呼ばれていた。
チャチャはパタンの血筋としては背が低かったが、見た目は逞しかった。彼がそう名づけられたのは、一日中、何百杯もの茶、すなわちチャー [茶] を飲むことを好んだからである。
脚注
- 1.アディ・シニアはアジメールで地元の仕立屋に六着のカフニを縫わせた。
- 2.マジュズーブの状態についての説明は、『神は語る』一三七-一四〇頁および一九六-一九七頁を参照。
