第13章: ナシクとカンヌ
1937年· ババ 43歳ページ 1,883 / 5,444
信念、信頼、信仰は、個人的経験を通した確信に基づいていなければ、すべて幻想的な現象です。無知な魂は、まず自分自身の欠点を見いださずに他人の過ちや弱点を探します。そしてある人々にとっては、到達できない知識を嘲笑することが生涯の仕事になります。
見かけのものは実在ではありません。多くの人生の複雑な問題の下には、無知のヴェールが人間の視野から覆い隠す、最も単純な真理のいくつかが隠れています。
ですから、無知を信じようと苦労しないでください。また、私を信じようと煩わされる必要もありません。真理を渇望できる存在である、あなたの真我を信じる準備をしてください。そうすれば、あなたは真理を、その純粋で無限の単純さの中で知るでしょう。
その後、一人の女性がノリナのところへ来て、バーバーとの面会を懇願し、バーバーは同じ日にそれを許した。その女性、南アフリカのトランスヴァール出身のイザベラ・ポールは、金鉱監督者の妻だった。彼女はチベットで神を見つける決意を抱いて、英国から来る途中だった。彼女は何年もの間インドへ来ることを切望しており、ヒマラヤへ向かっていた。ノリナがメヘル・バーバーの名を口にするのを聞くと、イザベラは、その長い年月ずっと探し求めてきたものを見つけたのだと本能的に悟った。彼女こそ、バーバーが船に乗ったときに言及していた人物だった。
バーバーは彼女に言った。「神を見いだすのはチベットではなく、あなた自身の内です。」
イザベラは航海の残りの間、ほとんど毎日バーバーに会い、こう述べた。「あの方は、私の残りの人生にわたって続くほど多くのことを、実際的な形で私に教えてくださいました。バーバーのようなお方に出会うと、すべての探求は止まります。」
バーバーはまた、自分に会いたいという望みを表した他の乗客数人にも船上で会った。
マルセイユを離れた後、バーバーは自分の船室の浴室でモハメッドを入浴させ始めていた。これは単純でも容易でもない仕事だった。そのマストを入浴させるには何時間もかかった。彼のサンダルを脱がせるだけでも、たいてい一時間かかった。バーバーが試みるたびに、モハメッドは足で蹴った。モハメッドは始終抗議し、サンダルを脱がされることも、非常に、非常にためらいながらようやく許した。同じように、服を脱がせるときも、入浴後に再び服を着せるときも、またサンダルを履かせるときも、すべてが戦いだった!
