第13章: ナシクとカンヌ
1937年· ババ 43歳ページ 1,879 / 5,444
ヨーギは霊能力を用いて、あらゆる手品のような業を行うことができます。彼は食を断ち、眠らずに過ごし、意のままに身体を離れ、あるいは呼吸を止めるなどのことができます。霊的に見れば、世の中で他者のために無私に働く素朴な[普通の]善良な人間は、奇跡を行うあらゆるオカルト的力を持つ多くのヨーギより、はるかに優れ、より高い位置にいます。そのような力は、霊的重要性をまったく持たない手品にすぎないからです。ヨーギが何をするにせよ、それは自分個人の自己のためであり、したがって彼は無私ではありません。彼は別の幻影を作り出すことによって一つの幻影を克服しますが、これは完全なる導師の教えと仕事とは根本的に異なります。
完全なる導師は、それらを吸収するために世界の重荷を自ら引き受けなければならないので、必然的に身体的反応を持ち、その結果、普通の人間のように肉体的に苦しまなければなりません。
クリシュナ、ムハンマド、イエスは完全でした。彼らは行為と反作用の法則に自ら従うことによって、そのカルマの法則を確立し、無私に、また自発的にそれに服しました。しかし、この法則に自ら服しながらも、彼らはその法則の上に立っています。彼らは一瞬のうちに、自分自身を癒やすことも、行為と反作用から自分を解放することもできました。そうであれば、行為と反作用の意味と目的は何になるでしょうか?
完全なる導師は、人類を行為と反作用の束縛から解放して幻影の外へ導くことにより、宇宙的幻影の二重の作用を吸収します。完全なる導師は、それを昇華させるために、自らの真の存在の中で二元性を吸収します。
ラーマクリシュナは癌を患っていましたが、無限の力によって一瞬でそれを治すことができました。イエスは十字架上で何度か気を失いましたが、それを避けることもできました。しかしそれは、人類の益のために必要な示現でした。
私が魚、卵、肉を断ってきたのは、私自身の益のためではなく、人類に一つの模範を作り、深く刻みつけるためです。後に私が語る時、それは確立された法となるでしょう。
ノニーとエリザベスに四か月後インドへ来るよう最後の指示を与え、アイリーン・ビロに犬のキッピーとカヌートを連れてスイスへ戻るよう指示した後、バーバーは一九三七年十一月二日火曜日の早朝、カンヌを発ってマルセイユへ向かった。エリザベスがバーバー、女性マンダリ、キティを車に乗せて行った。チャンジ、カカ、バイドゥル、モハメッドは、ラノとノリナと共に列車で後を追った。マルセイユで彼らは合流し、ホテル・コンチネンタルに一泊した。
マルセイユで、バーバーはノリナを薬局へ行かせ、自分のためにミネラルウォーターを買ってこさせた。
