第13章: ナシクとカンヌ
1937年· ババ 43歳ページ 1,810 / 5,444
フォード車には次のように乗った。エリザベス(永遠なる者)が運転し、ノリナ(ママ)、ラノ(宇宙的マインド)、ルアノ(天)、ノニー(愛しき者)、キティ(愛)、カヌートとキッピー(厄介者たち)が同乗した。
シボレー車にはペンドゥ(偉大なる者)が運転し、トム(愛する者)、マルコム(雑誌)、ジーン(宝石)、メアリー(愉快なる者)、ウィル(神聖な意志)、ナディア(知る者)が乗った。
オペル車にはバーバー(無限なる者)、アディ・シニア(アルファベット、運転)、マーガレット(聖霊)、デリア(チャンパカ[花の名])、そして一人の少年[ジャリルかバギーラトのいずれか]が乗った。
キティが日記に記したように、彼らはメヘラバードで「このうえなく幸せで楽しい一日」を過ごした。圧巻は、バーバーとメヘラがクリシュナとラーダーに、西洋人たちがゴーピー(牧女)に扮したことだった。
このメヘラバードへの日帰り訪問の後、一行はバーバーが下車したラフリを経由して、夜遅くナシクへ戻った。その日の朝早く、ラオサヘブは敷地の外で大声でうめいている老婆を見かけた。彼とジャルバーイーが彼女にパンとお茶を差し出そうと近づくと、頭部に大きく開いた傷があり、その中がウジで一杯になっているのが見えた。彼女の身を切るような苦しみを目にして、ラオサヘブはひどく取り乱した。そのときバーバーはラフリにおらず、その日来る予定でもなかったが、夕方七時に突然到着した。彼はラオサヘブに、なぜそんなに浮かない顔をしているのかと尋ねた。ジャルバーイーがその老婆のことを話すと、バーバーは彼女を呼び寄せるように言った。彼女はすでに去っていたが、まもなく見つけて連れてこられた。バーバーは立ち上がり、彼女をしっかりと抱きしめた。彼は彼女に寝具を用意するよう手配し、ニルに睡眠薬を与えるよう告げ、アディ・シニアには翌日さらなる治療のため彼女をアフマドナガルへ連れて行くよう指示した。(彼女はその後まもなく亡くなった。)
バーバーはラフリに数日滞在し、ダケが記録したように、「バーバーがここにいらっしゃるときはいつでも、私たち一人ひとりが喜び、すべての仕事が見事になされます。狂気のアシュラム生活者たちでさえ、バーバーがここにいらっしゃるときには、ある種の喜びを感じるのです。」
一九三七年三月十八日、バーバーはギャレット・フォートをパンチガニのタイガー・バレーの洞窟へ送り、二日間隠遁させた。チャンジが彼に同行し、洞窟に彼を残して去った。しかしフォートが洞窟を調べてみると、内にいる何千匹もの黒い蟻にぞっとし、それらを殺そうと殺虫剤をまいた。夜になって蟻が戻ってくるのを見て、彼は取り乱し、神についての黙想よりも蟻に意識のすべてが向いてしまった。しかしバーバーのことを思うときには、守られているように感じた。
インドを離れることを固く決意したギャレットは、二十日にパンチガニからメヘラバードへ赴き、バーバーに会った。ある時フォートは失望を表しながら言った。「私は手ぶらで帰ることになります!」
フォートが言いたかったのは、自分が何の霊的体験も得られなかったということだった。
しかしバーバーは説明した。「あなたは手ぶらで帰るのではありません。私の命令を手にして帰るのです。あなたはインドで過ごした時間が何を意味するのか、お分かりになっていません。あなたは後にそのすべてを悟ることになるでしょう。それは、子を宿した重みのために常に不快で、不安で、落ち着かない妊婦のようなものです。しかし、ひとたび出産すれば、軽やかで、幸せで、自由な気持ちになるのです。
