第13章: ナシクとカンヌ
1937年· ババ 43歳ページ 1,782 / 5,444
招待を辞退し、マハトマ・ガンディーは次のように返信した。
1937年2月11日
セガオン、ワルダ
親愛なるダーダーチャンジへ、
貴殿の手紙を[受領]しました。私は貧しい人々への穀物と布の無償配布には賛成しません。区別することは難しく、また、なぜ貧しい人々を物乞いにしなければならないのでしょうか?
シュリ・バーバー・サーヘブが穀物と布の無償配布に同意されたことは私には理解できません。一方で、それに対し十分かつ名誉ある対価を伴う労働の分配であれば理解できるのですが。私見では、前者は貧困を罪深きものとし、後者は貧困に尊厳を与えるものです。
これに対する返信として、チャンジはガンディーに次のように手紙を書いた。
...貴殿のご率直なお手紙には感謝いたしますが、要点を見落とされているようです。シュリ・バーバーが数千人に穀物と布を分配されることに、「物乞い」の問題も、階層間の「差別」の問題もまったく生じておりません。これを行われる唯一のお目的は、富める者であれ貧しき者であれ、階級・信条・肌の色、ひいては社会的地位の如何を問わず、シュリ・バーバー自らのお手で一人ひとりに特別なプラサードとして何かをお渡しになることです。それは、長きにわたる隠遁の後、受け取る者一人ひとりがそのダルシャンの益(やく)を受けるばかりでなく、彼の直接の触れ合いと、彼からの恩寵の特別な贈り物としてのプラサードの益をも受けるためです。
また、シュリ・バーバーの御手から特別なプラサードを受け取るこの数千人は、特定の階層ではなく、富者も貧者も含めあらゆる階層の人々から成ります。招かれた者全員には、階層による差別や区別はないと特に告知しております。これは同封のマラーティー語の手引きの写しからもご確認いただけ、その手引きは既に数千部が広く配布されております。また、穀物や布の物質的価値は富裕層や中間層にとってはさほどではないかもしれませんが、四方の村々から集まる数千人の貧しく困窮した人々には実質的な大きな助けとなります。一方、両者はともに霊的なる導師(マスター)からプラサードを賜るという共通の益を享(う)けるのであり、その意義と重要性は、シャーストラの学者たる貴殿に改めて申し上げるまでもないでしょう。
私が貧しく困窮した人々のみを特に挙げました目的は、バーバーが常に胸に懸け、その向上のために常に働いてこられたこの階層に対するバーバーの愛と配慮を示すためのみでした。もちろんそれは、人類全体の向上に向けたあらゆるご活動と並行してなされてきたものです。
