第2章: メルワンの誕生
1915年· ババ 21歳ページ 172 / 5,444
ババジャンは神秘的で間接的な話し方をし、聞く者を戸惑わせる謎めいた言葉を口にすることが多かったが、メルワンには普通の調子で話し、ある時にはバルチスタンでの若い頃の生活を詳しく語ったことさえあった。1
また、ババジャンは誰かが自分の身体に触れることをめったに許さなかった。足もとに礼拝したり手に口づけしたりすることさえ許さなかったが、メルワンには一緒にいる数時間のあいだ、自分の背中を掻いたり揉んだりするよう言った。彼女が「もうよい」とつぶやくと、彼はやめて真夜中ごろ家へ帰った。その頃には、メルワンの指はひどくこわばり、まっすぐ伸ばすのも難しいほどだった。
メルワンは寝床に横になったが、目は大きく開いたままで、やはり眠っていなかった。朝の四時になると起き出し、家の中を歩き回った。プーナの町に夜明けが訪れると、彼は幼い頃からしていたように、ゾロアスター教のモナジャートを美しい旋律で歌い始めた。
メルワンが人間意識を取り戻すために降りてくるにつれ、彼は一日に二度食事をし、朝には茶かコーヒーを飲むようになった。しかし彼が摂る食物の量は、普通の人間を支えるにはなお不十分だった。当然のことながら、母は彼が何かを規則的に食べ始めたことを大変喜んだが、体重のことは心配していた。
月に一度、メルワンはシルディへ行ってサイ・ババにわずかな時間会い、その後カンドーバ寺院でウパスニ・マハラジと数日過ごした。時にはベーラムジに同行させ、また時にはコドゥが加わった。2しかし寺院の中では、彼はいつもウパスニと二人きりで過ごした。
メルワンの訪問中、ウパスニ・マハラジはゾロアスターの生涯、このペルシアの預言者の使命と神性について、彼に詳しく明かした。ゾロアスター教の祭司たちの教えによれば、ゾロアスターは神の数多い「使者」の一人だった。ウパスニは、ゾロアスター教の儀式や祭礼は、ゾロアスターの真の使命とはほとんど関係がないと説明した。ウパスニから伝えられた秘教的知識によって、メルワンは今やゾロアスターをアバター、すなわち人間の姿を取った神ご自身の化身として受け入れた。
この点について、メルワンは後にカビールの次の二行詩を繰り返すことになる。
グルとゴーヴィンド [神] が二人ともあなたの前に立っている。あなたは誰に礼拝すべきか。
あなたにゴーヴィンドを示した、グルの恩寵に礼拝せよ。
脚注
- 1.ババジャンについて語る時、バーバーは常に彼女を「皇帝」と呼んだ。
- 2.ジャムシェドも一度、メルワンに同行してシルディへ行った。
