第12章: 映画プロジェクトとインドでの仕事
1934年· ババ 40歳ページ 1,616 / 5,444
トム・シャープリーは同じ日にバーバーに会った。トムは深い内的な絆を持つ、静かで控えめな人物だった。彼は「ずっとその場にいたのに、いることに気づかれない、見えない人のようなタイプ」だったとマーガレットは回想した。
バーバーがロンドンに滞在している間、1934年6月29日金曜日の夜、キティ・パーレン伯爵夫人が自宅でバーバーのためにレセプションを開いた。約15人の真摯な人々がバーバーに会いに訪れ、バーバーは彼らの多くの質問に答え、説明を加えた。
一人の男性が尋ねた。「どうすれば真のキリスト教徒になれるでしょうか?」
アルファベット・ボードでバーバーは答えた。「キリストの教えに従い、キリストご自身が生き、また皆さんに生きてほしいと望まれた生き方をすることです。人々はキリスト教を口にしながらも、頬を打たれたらもう一方の頬を差し出せというキリストの御言葉は非現実的だと言って従う気がなく、ほんの些細な刺激にも互いの喉元に飛びかかります。イエスはどこにおいても愛と兄弟愛の雰囲気を作り出すよう望まれましたのに、人々はかえって憎しみを生み出しています。全世界があらゆることで混乱に陥っているのが、何の不思議でありましょうか!」
するとH・フォード夫人が尋ねた。「ですが、もしあなたがキリストでいらっしゃるなら、なぜ人々はそのことを知らないのでしょうか?」
バーバーは答えた。「人々が知り得ないからこそ、私はこの人間の姿を取らねばならないのです。イエスもその当時は、最も親しく身近な伴侶たちにさえも気づかれませんでした。常にその傍らにおり、口づけまでしたユダさえも、イエスを理解することはできませんでした。ですから、皆さんも私の肉体的な姿の外面だけを見ていては、私を理解することはできません。実在する無限なるキリストとして、私はすべての人の中におりますように、皆さんの中にもおりますからです。」
誰かがイエスはなぜ結婚しなかったのかと尋ねた。バーバーは(一年前にすでに口述していた)詳細な説明を行った。
アバターの外的な生き方は、その時代の習慣や慣習によって定まり、アバターは同時代の人々の模範として最もふさわしい態度を取られます。しかし本質においては、すべてのアバターは同じ人生の理想を体現されます。
ゾロアスターの時代、人類はためらいに満ち、均衡を欠いていました。[当時のペルシア人たちは]完全な物質主義者でもなく、また霊的な光に真に引き寄せられているわけでもありませんでした。ゾロアスターは彼らに、よき家長となり、結婚し、他人の妻を欲することを慎み、神を崇拝するよう教えられました。ゾロアスターご自身の生涯は、よき思い、よき言葉、よき行いというこの原則に基づいておりました。ゾロアスターは結婚しておられました。
クリシュナの時代、ヒンドゥー教徒たちは互いに戦争を繰り広げていました。嫉妬と貪欲が支配的で、霊的な生活と愛についての真の概念は、彼らには知られていませんでした。クリシュナは愛の法則と、純粋で無邪気な歓びの上に、ご自身の霊的な教えを築かれました。人々は私心のない愛の理想へと、喜びをもって導かれていきました。
