第2章: メルワンの誕生
1913年· ババ 19歳ページ 153 / 5,444
彼は彼女とともにいることを切望した。彼は何時間もその老女のそばに座っていた。時には夜遅くまでそうしていた。二人はほとんど話さなかった。
プーナの立派で品行方正な市民たちは、ババジャンに近づくことがめったになかった。多くの人は彼女を狂女と見なし、他の人々は魔女か呪術師だと思っていた。ババジャンを取り巻く雰囲気は、彼女が聖なる女性であると信じるのを難しくしていた。彼女の周りには、荒くれ者や彼女を護衛するパターン兵士たち(威圧的で気短な男たち)、近くをうろつき、信者から捧げられるダクシナ [布施]で暮らす乞食や放浪者たち、さらには信者が導師の前に供物として置いたものを何でも盗むことをためらわない盗人たちまでいた。
それでもなお、メルワンは毎晩欠かさずババジャンのもとへ行った。人々が首を振り、舌打ちしながら、「メルワンはあんなに良い子だったのに。尊敬される敬虔なゾロアスター教徒の両親の息子だったのに」と不思議がる言葉を、彼は気にしなかった。「毎晩あの老女のそばに座っているなんて、彼にいったい何が起こったのだろう?」彼の良い評判と立派な人格は、日常的に中傷された。しかし、それは彼の心を煩わせなかった。ババジャンのただ一度の抱擁によって、メルワンの幻影の中の人生は終わり、神性の中へ彼の人生が溶け込むことが始まっていたからである。
一九一四年一月のある夜、メルワンはババジャンのもとを去ろうとしたとき、敬虔に導師の手に口づけした。ババジャンはメルワンの顔を両手で包み、その大きな褐色の目を、この上なく深い愛の表情でじっと見つめた。時が来ていた。彼女は神聖な権威をもって、彼の額に口づけした。
近くの信奉者たちの方を向き、ババジャンはメルワンを指して宣言した。「私の愛しい息子は、いつの日か世界を揺り動かし、全人類が彼によって益を受けるだろう。」
メルワンはただそこに立っていた。ババジャンが彼に口づけした途端、彼は感覚を失っていたからである。彼は機械的に、来た道をたどって家へ戻り始めた。ぼう然とした彼の心には周囲の認識がなかった。身体は動いていたが、自分が何をしているのか、どこへ行っているのか分からなかった。ほとんど忘我に近いこの状態で、彼は十一時ごろ家に着き、まっすぐ自分の部屋へ行ってベッドに横になった。
ベールが取り除かれることは、並外れた神聖な経験を通して起こった。横になってから十分もたたないうちに、メルワンは五月のババジャンの抱擁の後に経験したのと同じ感覚を再び覚えた。しかし今度は、それが千倍にも強まっていた!
