第10章: 歌い始めた西洋
1932年· ババ 38歳ページ 1,411 / 5,444
「はい、理解の不足によって、ここでは多くのことがかなり混乱してしまいました」とバーバーは述べた。
「私たちのこの『混乱した』国のために、あなたは何をなさるおつもりですか?」
バーバーは微笑みながら文字盤を綴って言った。「ここも私の国なのです」
それから彼は、西洋へ来た自身の使命について説明し始めた。
コリンズが尋ねた。「沈黙をお破りになるとき、どのようにしてなさるのですか? ラジオでですか?」
「決してラジオなどではありません」と、その考えに恐れおののきメレディス・スターが叫んだ。
「なぜいけないのですか?」とバーバーは尋ねた。
アメリカの問題について尋ねられると、バーバーはこう述べた。「アメリカは大きなエネルギーを持っていますが、その多くが誤った方向へ向けられています。そして誤った方向のエネルギーは破壊的なコンプレックスを生み出し、それがさらに恐れ、貪欲、欲情、怒りを生み、道徳的・霊的な堕落をもたらすのです」
「あなたの目的は、私たちの霊的な問題を助けることですか、それとも実際的な問題を助けることですか?」
バーバーは答えた。「私たちの霊的な問題こそが、実際的な問題なのです!」
「では、いったいどのように助けようとお考えですか?」
「私が与える助けは、何千もの胸に変化をもたらします。そうすれば正しい思考は自ずと生まれてくるのです」
「それで大恐慌の問題は解決しますか?」
「あらゆる問題を解決します」
「禁酒法は?」
「はい、そして禁酒法の背後にある問題もです。私は飲酒を是としませんし、私に従う者の中で酒を飲む者はおりません。しかし禁酒法があのような形で施行されるべきではなかったことは知っています」
「一度にですか?」とコリンズが尋ねた。
「はい。強い酒は禁止されるべきでしたが、ビールやワインまでではありません。そうすれば、執行可能な法律を持てたかもしれません。現状では、不正な役人に金もうけをさせ、至るところで悪徳を増やすばかりの法律になっています」
続けてバーバーは文字盤を綴った。「私は強制ではなく、自制を信じています。強制は抑圧に基づいており、恐れと憎しみを生み出します。自制には勇気が必要であり、愛によって育まれることがあります。私たちは愛する人々のためなら、普段はしないであろう多くのことを行います——普段なら、それを行うだけの精神の力も気力もないようなことをも、です。愛がなければ決して断ち切る力のなかったどれほど多くの習慣を、私たちは愛によって断ち切ってきたことでしょうか?そしてその愛が普遍的な愛であるとき、個人にも社会秩序にも有害なあらゆる習慣は、その光のうちに溶け消えていくでしょう。
「あなたが私に尋ねていた経済状況についても同じです。人の性格とその境遇との間には、思考と欲望という内的な環境と外的な社会環境との間には、非常に密接なつながりがあります。『内なるもの、外もまた然り』こそが法則なのです。
