第10章: 歌い始めた西洋
1932年· ババ 38歳ページ 1,352 / 5,444
私が彼をもはやそのように見なさない理由は次のとおりである。
彼が弟子たちの霊的進歩のために行った数多くの約束を破ったこと。その数は数え切れないほどである。
彼が陥る怒りの発作。彼は普通の人と同じように、それらに苦しんでいる。しかも、普通の人とは違って、彼はささいな事柄に苛立つ。彼は我々の多くよりも、自分の心への制御力が弱いように見える。
弟子たちに対して行われる猿芝居のような小細工。一部の者には自分が進歩したと信じ込ませた上で、その背後で彼らを批判する。さらに、サードゥ・レイクとメレディス・スターの二人に対して同じことを言っている。「あなたは私の内部サークルにおける唯一のヨーロッパ人メンバーである。」
重要な事柄のみならず、取るに足らない事柄についても、彼が行った様々な予言が成就していないこと。
神聖な愛の名のもとに、少年たちおよび大人たちに対して行われた悪戯。自身の超能力、なかんずく催眠術およびメスメリズムの能力を用いる、いやむしろ濫用することによって、バーバーはアシュラムの少年生徒や、ある種の他の人々の胸に自分への個人的な愛情を作り出し、続いて自分の目的に資するために彼らを様々な苦難の中に置いた。
弟子のみならず部外者をも、マーヤーから解放するどころかマーヤーの中へ放り込むこと。これは、彼が今年その所有者となったサークル・シネマで数名の弟子を働かせ、[そこで]卑俗で官能的な映画を上映することによってなされた。
結論として、私の良心はメヘル・バーバーがほら吹きであり詐欺師であると告げている。
ダストゥールが書きつづったこのすべてに対するバーバーの反応は、完璧な平静さであった。師に代わって書かれた一通の手紙の中で、ヴィシュヌは最近ボンベイへ移ったダストゥールに次のように書き送った。
メヘル・バーバーに対するあなたのご意見についてですが、彼は最初からあなたを愛してこられたのと同じ胸で、今もあなたを愛しているとおっしゃっています。あなたは彼を尊敬してもよく、憎んでもよく、彼に反対してもかまいません。いずれにしましても、彼は以前と変わらずあなたを愛しています。
バーバーはダストゥールがこの敵意の大部分を表に出すよう手助けしたが、フェラムがダストゥールの掌中に落ちて彼から影響を受けることは望まなかった。バーバーは間接的にフェラムに警告を与え、彼がダストゥールの足跡を辿らないように救った。メヘル・バーバーのゾロアスター教徒の宿敵M・S・イラニ大佐の場合と同じように、ダストゥールは師の働き方の見事な実例であった。その方法では、バーバーの敵対者がバーバーから直接の援助を受け、しかもバーバーに対する邪悪な活動に耽ることさえ*奨励*された。
1932年2月13日土曜日、議論の中で、数名の部外者の同席のもと、美という主題が持ち上がった。
