第2章: メルワンの誕生
1902年· ババ 8歳ページ 117 / 5,444
彼はその遊びで並外れた腕前を持っていた。ギリを打って自分のチームの得点を増やすだけでなく、相手チームのギリを瞬く間に素早く捕り、選手も観衆も唖然とさせた。人々は、あれほど強く打たれたギリがどうしてメルワンの手に収まるのか、よく不思議がった。
驚くべきことに、彼がこの遊びを始めると、どこからともなく誰かがすぐに現れて加わった。また別の時には、若者でも老人でも、知人でも見知らぬ人でも、その遊びを知っていようがいまいが、彼はためらいなく遊びに引き入れた。相手が富者であれ貧者であれ、どの共同体に属していようと、何か隠れた力に引かれるようにメルワンへ引き寄せられ、自分こそメルワンのお気に入りだと感じ、そのようにしてメルワンを敬った。この特徴は幼少期から彼に見られ、今日に至るまでなお残っている。
ある時、メルワンと友人たちはまったく違った遊びをした。ベイリーは続ける。
クォーター・ゲートにあるメルワンの家と父親の茶店の間に、テーブル遊戯の業者が台を据えていた。それは店からも家からも直接は見えなかったが、歩道を通るたびに私たちは毎日それを見ることができた。四本脚で支えられた、傾斜した高いテーブルが立っていた。その上には白い布が張られ、当時の英国貨幣(すなわち、小さな丸い二アンナ、四アンナ、八アンナ硬貨と銀ルピー)が散らばった不規則な形で固定されていた。1業者は、遊んで金を勝ち取るよう誘う景気のよい言葉で群衆の注意を引いた。一パイサで、彼は客に鍵輪ほどの大きさの丸い真鍮の輪を三つ渡した。客はそれぞれの輪を一つずつ巧みにテーブルへ投げることになっていた。どれかの輪が落ちて、その内側に硬貨が完全に収まれば、業者はその囲まれた硬貨の額を客に支払った。賞金が支払われるには、輪が硬貨を完全に囲んでいなければならず、輪が硬貨の上に乗っているだけでは支払いはなかった。
メルワンと私は何度もテーブルのそばに立ち、遊ぶ人々やその様子を見物する人々を眺めて楽しんだ。
脚注
- 1.アンナはかつてインドで使われていた貨幣単位で、ルピーの十六分の一に相当した。
