第9章: 激動の旅
1929年· ババ 35歳ページ 1,127 / 5,444
そうしてバーバーはラオサヘブの方に向き直り、厳しく叱責した。「アリを逃げ出させたのは、あなたです!あなたは彼を妬み、彼が去ることを望んでいました。あなたはいつも彼を執拗にいじめ、絶えず彼と衝突していました。今や彼が去ったので、あなたは喜んでいることでしょう。彼があなたのせいで去ったのです——ジャングリ [野蛮人]!あなたは私の仕事に思いを致すことができませんでした。アリの不在によって私の仕事がどれほど打撃を受けるか、あなたには想像もつかないでしょう。」
一方、マンダリが適当な少年を連れてくることに何度も失敗したため、1929年12月26日木曜日、バーバー自身が少年を探しに出掛けた。その地域のさまざまな学校や村々を訪ねた末、彼は気に入る少年を見つけられず、落胆して戻った。
探索が思うように進まず、バーバーはハルワンで会ったカシミール人の少年パンディットの父親に電報を打たせた。電報には、息子をナシクへ送ってほしいという要請が記されていた。
バーバーはこう述べた。「パンディットが来れば、私の仕事は成し遂げられるでしょう。さもなくば、私自身がカシミールへ赴き、彼に会わなくてはなりません。」彼はさらに付け加えた。「パンディットは結びの環であり、私がこの環をしっかりと握り続けることで、アガ・アリはペルシアから戻ることができるのです。」
ソフラブ・K・ヴァリアヴァは、二日前の24日にナシクへバーバーに会いに来ていた。バーバーは彼に、霊的な道や諸境地におけるさまざまな場所について、いくつかの説明を与えた。1そこでヴァリアヴァは尋ねた。「バーバー、あなたのようなお方にとって、御家はどこにあるのでしょうか?」
バーバーは答えに代えて問い返した。「あなたは私の家をご覧になったことがありますか?誰がそれを見ることができるでしょうか?そのような幸運に恵まれる者がいるでしょうか?その場所の空気だけでも、あなたを狂わせてしまうでしょう!あなたは衣服を引き裂き、投げ捨て、完全に狂乱してしまうでしょう——ただその空気を感じるだけで!家そのものは、はるか遠くにあるのです。」
一方、ジャウハル州のディーワーンであるグネ氏が、師を自宅に招いていた。2バーバーは数人の男性たちと共に、1929年12月28日土曜日午後4時、車でジャウハルへ向けて出発した。運転していたルストムは、鬱蒼とした森のガート [山道] を通り抜けねばならなかった。街道の盗賊たちが森に潜んでおり、ある地点では、その一団が車を止めようと試みた。ルストムは止まることを拒み、加速して彼らを通り過ぎ、無事ジャウハルへ到着した。グネは深い敬意と礼を尽くしてバーバーを迎え、バーバーは彼の家に集まった人々にダルシャンを与えた。
翌朝ナシクへ戻る途中、ダハーヌ村の近くで、頭に水甕を載せた十二歳ほどの少女が、彼らの車が近づいているのに道を横切り始めた。
脚注
- 1.諸境地の場所(places of the planes)とは、諸境地のさまざまな区域(または諸天)を指している可能性がある。『すべてと無(The Nothing and The Everything)』67〜99頁を参照。
- 2.グネ(Gune)は「グー・ネイ」と発音する。ディーワーン(dewan)は現代における首席大臣や知事に相当し、ジャウハル州は現在マハーラーシュトラ州の一部である。後年、バーバーはインドがさらに多くの州に分割されるであろうと語った。
