第9章: 激動の旅
1929年· ババ 35歳ページ 1,118 / 5,444
愛する者たちに別れを告げ、バーバーは旅を続けた。彼らはローリで列車を乗り換えなければならず、男たちは荷物を別の列車へと運び始めた。誰にも気づかれずに、バーバーは男子化粧室に入り、そこで非常に長い時間を過ごした。出発を告げる汽笛が鳴り始めた。バーバーがどこにいるか分からないと気づいたマンダリは、駅のホームをあちこち走り回って彼を探した。バーバーが化粧室から出てきたとたん、列車は駅を離れ始めた。ラオサヘブはバーバーを抱え上げて列車を追いかけ、開いた窓からバーバーを客室の中へと押し込んだ。それからラオサヘブも窓からよじ登って乗り込んだ。列車はすでに満員で、扉は施錠されていた。バーバーの乗車はかなり荒っぽいものだったが、彼はラオサヘブの機転を喜んだ。
バーバーとマンダリは1929年11月12日火曜日の深夜にラホールに到着した。荷物は男たちのうちの一人に任せてホームに残し、バーバーは近くのホテルで一日休んだ。午前11時、バーバーはチャンジを伴って、届いているかもしれない電報を取りに電報局へ向かった。電報はなかったが、バーバーは後にチャンジを再び確認に出向かせた。再び、チャンジは電報は受信されていないと告げられた。彼が五度も送り返された後になって、ようやく職員たちはナシクから送られて返送されてきた電報の写しを見つけた。ルストムがラホール電報局気付でバーバーの名前を書き忘れたため、職員はメヘル・バーバーという名の人物はラホールにはいないとナシクへ打電してしまっていたのである。この行き違いに気づいたチャンジは、バーバーがなぜ自分を何度も送り返したのか(しかもそれは、その年のゾロアスター暦における彼の誕生日でもあった)を悟り、ルストムの電報の写しを持ち帰った。
彼らは14日午前6時45分に列車でラホールを発った。バーバーは消化不良のためだと言って、二日間何も食べていなかった。食事が注文されたとき、マサジもまた食べなかった。バーバーがその理由を尋ねると、マサジは答えた。「あなた様はこの二日間何もお召し上がりにならず、今日もまた召し上がろうとなさいません。あなた様が飢えていらっしゃるとき、私には食欲がございません。」
ラオサヘブとブアサヘブの方を向き、バーバーは咎めた。「今マサジが言ったことを聞きましたか?よく聞いて、しっかり覚えておきなさい。これは見習うべき手本です。私が食事を取らないからこそ、マサジもまた食べないのです。それなのに、お二人はまるで獣のようにそれをむさぼっています!私への思いがまったくないのに、なぜ私のもとに留まり続けるのですか?自らを私の弟子と称することに、何の意味があるのですか?」
