第9章: 激動の旅
1929年· ババ 35歳ページ 1,100 / 5,444
あなた方が何か悪い行為をする前から、それを行おうとしていることを私はすでに知っているのです!ではなぜ、私はあなた方をお止めしないのでしょうか?それは私の秘密です。私の働きの秘密は、すべてを知りながらも干渉しないということにあります。実のところ、あなた方の中にこの情欲はあるべきなのですが、その犠牲とならぬよう全力を尽くさねばなりません。あなた方は激しく戦わねばならず、たとえ千度敗れても、再びそれと戦い続ける覚悟を持つべきです。
もし私が望めば、あなた方の中の情欲を瞬時に滅ぼすこともできます。しかしそれを滅ぼして何の役に立ちましょうか?最後にはそれを滅ぼすのは、ほかならぬ私です。その間、あなた方は自分自身の中での戦いを続けなさい。これが法則であり、必要なことなのです。そうすれば情欲を打ち破る喜びが訪れます。闘いがなければ、戦うことに喜びはありません。真の喜びは、幾多もの敗北の後に得る勝利にあるのです。障害もなく、犠牲も尽きぬ努力もなくして勝ち取った戦は、何の喜びももたらしません。これは生死を賭した戦いであるべきです!情欲は戦うべきものとして存在しているのです。これは生涯にわたる闘いです。それはあなた方の生涯の終わりまで悩ませ続けるでしょう。それはあなた方と戦うために存在しているのであり、あなた方は常に警戒を怠らず、戦いの備えができていなければなりません。
私への愛と信仰を持つ者は、私に従おうと倍の努力を払うでしょう。もし何か[不適切に]女性に触れることがあれば、ただちに私に告げなさい。これが一つの処方です。もう一つは、こう考えることです。あなた方は前世では女性であり、男性と関係を持っていた。今は男性となり、女性との関係を望んでいる、と。あなた方は過去の生において、すでに十分な満足を得てきたのです。これ以上の情欲によって何が得られましょうか?
何よりも、あなた方は情欲を取り除くよう努めるべきです。他のすべての悪徳はそれに起因しているからです。たとえばオウムの喉を切れば、それは死にます。しかし翼を切られても死にはしません。しばらくすれば翼の羽根は再び生え揃います。情欲はオウムの頭になぞらえることができます。したがって、情欲がまだ残っている状態で怒りなど他の悪を征服しても、それらの悪は再び蘇ります——すべては頭から湧き起こるのです。しかし情欲をきっぱりと一度に滅ぼせば、他のすべての悪も破壊されます——その頭を切り落としたことになるのです。
しかし真実においては、情欲は進化のために必要なものなのです。
