第9章: 激動の旅
1929年· ババ 35歳ページ 1,093 / 5,444
私のこれらの鋭い矢は、あなたの霊魂にとても良いものです。その中には葡萄酒が隠されているのです。あなたは私の最も古くからの伴侶です。勇気をお持ちください。あなたの勇気あればこそ、私はペルシア[ブアサヘブの出生地]へ行くのです。私を喜ばせ、そうしていることに満足してください。私は4か月間、隠遁しなければなりません。その後、私たちは世界中を旅しなければならないでしょう。
その後、バーバーは男たちが従うべき特別な指示を次のように与えた。
船の上であれペルシアであれ、誰も私について話してはなりません。私の許可なく、誰も書物、写真、ペンダント(首飾り)を配布してはなりません。誰にも私の存在を知られてはなりません。それは私の隠遁を妨げることになるからです。私の仕事が終わった後、私自身が口を開いて他の人々に告げるでしょう。それまでは静かにしていて、私が命じるとおりに続けてください。
この指示を受け取る前に、ブアサヘブはダストゥールによるメヘル・アシュラムに関する英語の小冊子を、同乗の乗客に渡してしまっていた。翌日、チャンジはそのことを知ってバーバーに報告し、バーバーはブアサヘブに激しく腹を立てた。チャンジはその男から小冊子を取り戻したが、それが原因で他の二、三人がバーバーのダルシャンを求めて船室を訪れた。
その後、バーバーは言った。「7年間、私は静かな場所に留まろうと努めてきましたが、そうすることはできませんでした。これが最後の試みです。もしこれが失敗すれば、皆が直接的にであれ間接的にであれ、困難に直面しなければならなくなります。」そして彼はこう言った。「キリストは世界の鍵を手に握っておられましたが、それでも十字架に釘付けにされたのです!」
乗客の誰にもメヘル・バーバーの正体は知らされていなかったが、彼を一目見ると皆、目を離すことができなかった。船の機関室で働くあるムスリムは、隅に静かに立ち、口がきけぬほど深く心を動かされたまま、バーバーを見つめ続けた。彼は一言も発さず、バーバーも表面上は彼に関心を払っていないように見えた。5日が経った後、バーバーはその人物を呼び寄せ、自分のハンカチを手渡した。その男は貴重な贈り物に感激して目に涙を浮かべ、決してこれを手放さないと語った。
別の機会には、ゴア出身のカトリック教徒のスチュワードがチャンジに尋ねた。「このキリストのような方はどなたですか。あなた方の生ける師なのですか。あなた方のグルですか。」
「あの方は私たちの友です」とチャンジは答え、「そしてあなたの友でもあります」と続けた。
