第6章: 愛が泣いている
1927年· ババ 33歳ページ 784 / 5,444
1927年2月19日土曜日、午後3時、師はアフマドナガルのシャハネ家へ一時間ほど出かけ、たいへん明るい気分だった。この機会をとらえて、ガニはバーバーに、いつ沈黙を破るのか尋ねた。
バーバーは「五日以内に話します!」と答えて皆を驚かせ、さらにガニにこれを書き留めるよう指示した。
もちろん、五日が過ぎても、彼の沈黙は続いた。
一度、何とか強引に事を進めようとして、朝バーバーが小屋から出ようとした時、ガニとアフゼリは扉にかんぬきを掛け、バーバーが話すまで開けないと告げた。(彼らは半分冗談だった。師への愛のため、マンダリにとってバーバーの続く沈黙を見守るのはつらいことだった。)「沈黙を破ってください。そうでなければ、お出ししません!」と彼らは脅した。
バーバーは(横の窓越しにアルファベット板で)甘い約束をして彼らをなだめ、ついに彼らは扉を開けた。するとバーバーは彼らを叱って罰し、しばらく片足で立たせた。
前年にバーバーに会っていたアフマドナガル・ナショナル高等学校の理事長サダシヴ・ボルカーは、最近バーバーにこう書き送っていた。「私は25年間瞑想してきましたが、何も得ていません。しかしメヘル・バーバーの御足のもとにいて、自分ひとりでは何も成し遂げられないと悟りました。今、私はバーバーを自分のグルとして受け入れ、私の人生の唯一の目的であるプッシュ [霊的な後押し] を与えてくださるようお願い申し上げます。」ボルカーはメヘラバードに高等学校を開く計画に強い関心を抱き、その事業を手伝っていた。
一方、ルストムはメヘラバードでいくつもの掘抜き井戸を掘らせたが、それでも豊富な水は見つからなかった。何人かの男たちが、他の人々は近くで水を見つけたと不平を言うと、バーバーは、メヘラバードで水が不足しているのは自分自身の寛大さのためだと言った。
それからバーバーは明かした。「私は世界の鍵を握っていますが、ここに水を供給する務めは、あなた方には見えない代理者に割り当てられています。」
バーバーはルストムに、100フィートの深さまで掘り、水が出なければ別の地点で試すよう指示した。
2月22日、バーバーは、進化と内向を通してすべての人が蓄積する膨大な過去のサンスカーラについて再び語った。
バーバーは述べた。「サッドグルでさえ、自分のサークル成員の過去のサンスカーラを拭い去り、消滅させるには時間が必要です。彼らに悟りを与えるには、それをしなければならないのです。」
比喩を示しながら、バーバーは言った。
楽しく自動車に乗っている夢からあなたを目覚めさせるには、虎や悪鬼のようなものが必要です。その恐ろしい姿があなたを怖がらせ、それによって目覚めへと揺り起こすのです。そして目覚めると、自動車の乗車も虎も存在しなかったことが分かります。要するに、「虎」が来なければなりません。つまり、サンスカーラが破壊されるためには、それが逆転されなければならないということです。
これらのサンスカーラは、巨大な糸玉のようなものです。糸が互いに非常に厄介な形で織り込まれているため、そのすべての絡まりをほどくことはきわめて難しく、箇所によっては不可能です。
