第6章: 愛が泣いている
1927年· ババ 33歳ページ 779 / 5,444
バーバーがアコルネルまで歩くことに同意してくれたうえに、到着した披露宴で侮辱まで受けたことから、チャガンは自分がバーバーに不服従であったことを深く悔いて沈み込んでいた。チャガンは自問した。「自分のグルにこれほどの苦しみを与えてしまった以上、生きていて何になるのか」と。
メヘラバードへ戻る代わりに、チャガンはアランガオンに留まり、そこで自分の衣服を脱いで警察に渡した。ランゴーティ[腰布]だけを身に着けて、チャガンは自殺するつもりで野原をさまよった。マンダリの数名がチャガンを探すために遣わされており、一時間後に丘の上で彼を見つけた。チャガンは彼らに、命を絶つつもりではあったが「タンクの近くで、自制するようにと告げる声を聞き、それで正気に返った」と語った。マンダリはチャガンをアランガオンへ連れ戻し、衣服を着るよう説得したうえで、その夜八時にメヘラバードへ連れて来た。
バーバーがアフマドナガルから戻り、チャガンが来ていると聞くと、彼を呼び寄せて説明を聞いた。チャガンは言った。「私は妻と話した以外、何もしておりません。シャンタは、自分の両親や親族が嘲弄し、多大な苦痛を与えていると訴えました。シャンタは私と共に暮らすことを望み、私が霊的な道を歩むことに同意してくれます。私に家庭生活を強いることはないでしょう。シャンタもまた、簡素で霊的な生活を送るつもりです。」
バーバーは喜びつつもこれを聞いて驚きを示し、チャガンを赦し、再び自分の指示に従うと誓わせた。チャガンは約束し、バーバーの足元に頭を置いた。約束を封印するかのように、バーバーはドゥニー[聖火]の灰をチャガンの額に塗った。1チャガンは小屋へ行き、いつものように夜に向けてバーバーの寝具を敷くという務めを再び果たした。こうしてバーバーに浴びせられた数々の侮辱にもかかわらず、その弟子はサークルの中の自分の位置に戻り、それこそが導師が本当に心にかけていたことであった。
マハーラーシュトラを巡回していたマハトマ・ガンディーは、間もなくアフマドナガルを訪問し、ある新しい施設の奉献式に出る予定であった。チャンジは、ガンディーをメヘラバードに連れて来ることを提案した。バーバーは関心を示さずに応え、次のように口述した。
なぜ特にガンディーをここに連れて来ようと努める必要がありましょうか。そうする必要はありません。ガンディーは真理への愛によって、自らの意志で来るべきです。この道においては、愛のみが意味を持つのです。愛こそが、この道に入るために必要な唯一の資格なのです。
脚注
- 1.バーバーは1927年1月27日から数日間にわたり、マンダリ一人ひとりの額にドゥニー[聖火]の灰を塗ることを始めていた。
