第4章: 旅路
1924年· ババ 30歳ページ 557 / 5,444
バーバーは時折サタ家を訪れ、敷地内の木陰で昼食を取って休みつつ、マンダリやヌセルワンとさまざまな事柄を話し合った。ヌセルワンには義兄弟が一人——アルデシール、四人の兄弟——メヘルジー、ジェミ、ホミ、ピルー、そして四人の姉妹——バヌマシ・ケラワラ、ガイマイ・ジェサワラ、グラ・サタ、シリン・ダマニアがいた。1頻繁な訪問を重ねるうちに、このパールシー一族の全員がしだいに彼に深く惹きつけられ、メヘル・バーバーを自分たちのスピリチュアル・マスター[霊的師]として受け入れた。その後の年月、サタ家とジェサワラ家との霊的なつながりは、極めて重要な意味を帯びるようになった。
また、この時期にはアフマドナガルとボンベイで新たな縁が結ばれ、それら新参の者たちは近い将来、師の仕事において役立つことになった。ガンガラム・パワル(一九二三年にバーバーが初めてアランガオンを訪れた際にバクリ[無発酵の雑穀パン]を差し出した人物)は、この頃から師と緊密に結びつくようになった。ガンガラムは大工で、これからは日々をメヘラバードで過ごし修繕の仕事に当たることとなった。キリスト教徒であるパワルは、時折マラーティー語の聖書をバーバーに読み聞かせた。彼は他の住人たちよりも年長だったため、「祖父」を意味するアジョバというあだ名で呼ばれた。2
村の長であるマルティ・パティルもまた、バーバーと親しく結びつくようになった。そしてこの二人によって、アランガオンの全村人がメヘル・バーバーのことを知るようになった。
この時期に外面上断ち切られた古い縁の一つに、クリケット選手ホミ・ヴァジフダールとの関係があった。ヴァジフダールの親友の一人が亡くなっていたが、その友人は死の前に、未亡人の世話を頼むようヴァジフダールに約束させていた。バーバーはヴァジフダールに自分のマンダリに加わるよう勧めたが、ヴァジフダールは友との約束を守らねばならぬと感じていた。そこでバーバーは彼に、自らの道を行くよう告げた。ヴァジフダールが再びバーバーに会うまでには、長い七年の歳月を要することとなる。
メヘラと母ダウラットマイは、アフマドナガルのクシュル・クォーターズでルストムとフレイニーと共に滞在しており、小コルシェドも彼らと共に暮らしていた。時折バーバーは彼女たちをメヘラバードに呼び寄せて会った。バーバーは女性たちに、毎日三十分間、瞑想を行い、ゾロアスター教における神の御名「イェズダン」を繰り返し書くように指示した。その後、彼女たちは紙を小さく切り分け、「イェズダン」と書かれた一片一片を小さな巻物に丸めて、すべて保管しておくこととされた。後にバーバーは、それら小さな巻物はやがて海に沈められることになる、と付け加えた。
加えてバーバーは、女性たちにアランガオンの子どもたちや貧しい人々のために衣服を縫う仕事を与えた。
脚注
- 1.これらの兄弟は皆からメヘルジー・ママ、ジェミ・ママ、ホミ・ママ、ピルー・ママと呼ばれていた。
- 2.アジョバは後に、メヘラバードでの活動を記す日記をつけた。
