第4章: 旅路
1924年· ババ 30歳ページ 549 / 5,444
一行はパトリからの九マイルの行程で重い荷物を運び続け、疲れ切っていた。公共の井戸で身を洗った後、一行はヒンドゥー教徒の食堂で昼食を取り、午後は駅の待合室で休んだ。
夕方、パドリとベフラムジは適当な宿を探しに出かけた。二人はヒンドゥー教徒のダラムシャーラを見つけたが、管理人は疑わしげに尋ねた。「あなた方はどの共同体の者ですか?ヒンドゥー教徒には見えませんが」
パドリは自分たちはパールシーだと答えた。管理人は戸惑いながら問い返した。「パールシー?そんな共同体は聞いたこともありません。申し訳ありませんが、ここでは泊めることはできません」パドリは、実際には自分たちはゾロアスター教徒なのだと説明し、頼み込んだ。しかし管理人は言った。「本当のことを言ってください。あなた方はヒンドゥーですか、それともムスリムですか?」
「どちらでもありません。私はゾロアスター教徒です!」パドリは譲らなかった。そして管理人に示すため、シャツをめくって腰に巻いたクスティー(聖なる紐)を見せた。管理人はパドリが面倒を起こすムスリムではないかと心配したが、そうではないと納得すると、ダラムシャーラのベランダを使う許可を与えた。
管理人が宿帳を取り出すと、パドリは「ファレドゥーン・ナオロジ・ドライバー」と署名し、ベフラムジは「ベヘラム・ファレドゥーン・イラニ」として記入した。
インドでは父親の名をミドルネームとして用いることが一般的だったため、管理人は再び混乱した様子で、ベフラムジを指してパドリに尋ねた。「あなたが彼のお父さんですか?」
パドリは笑って答えた。「ご覧の通り、私は彼よりずっと若い。どうして父親になれましょうか?」
バーバーはベランダで休もうとしたが、近くの溝の悪臭のため、ダラムシャーラに留まらないことに決めた。パドリは二日間待合室で眠る許可を得るため、駅に遣わされた。たまたま駅には地元のパールシーが一人おり、パドリが駅長と話した後、駅長はそのパールシーに事実の裏付けを求めた。
パドリは自分たち一行はボンベイから来たゾロアスター教徒だと改めて主張し、再度クスティーまで見せたものの、その男は納得せず尋ねた。「なぜゾロアスター教徒がハリドワールへ行くのか?ボンベイの人間が皆パールシーというわけではない」しかし、そのパールシーの疑念にもかかわらず、駅長は一行に待合室の使用を許した。
翌日、一九二四年八月十七日、サダシヴにベナレスで一行と合流するよう指示する電報が送られた。バーバーはその日の残りをサドゥーたちに頭を垂れて過ごした。
