第39章: ドラッグ禁止
1965年· ババ 71歳ページ 5,179 / 5,444
バーバーは答えた。「あなたは爪よりも目を愛していませんか?」
フィリスは、以前エナメル塗料の欠片が爪の生え際の柔らかい肉に深く刺さったときのことを思い出し、「ときには私の爪も、私にとってとても大切でした」と言った。
バーバーは言った。「目に何かが入れば、それを取り出すためにどんなことでもするでしょう。しかし爪に何か問題があれば、ただ切り取ってしまいます。」
バーバーは左の臀部を少し持ち上げ、左手の人差し指でそれを指しながら言った。「あなたは、排泄するものより、口に入れるものの方を愛していませんか?」
彼は繰り返した。「まもなく全世界がバーバーのもとへ来るでしょう。」
バーバーのやり方にまだ慣れておらず馴染みもなかったフィリスは、このことに居心地の悪さを感じた。どういうわけか、バーバーが「自慢」しているように感じたのである。
するとバーバーは彼女に向かって強い調子で身振りした。「偽善者になってはいけません!思っていることを言いなさい!」
フィリスは答えた。「そのことについて私にできることは何もありません。不純なものを純粋にし、偽善的なものを偽善のないものにするのは、バーバー、あなた次第です。」
フィリスは前回彼に会って以来、指示されたとおり『神は語る (God Speaks)』を三回読んでいた。ユダヤ人であったにもかかわらず、彼女はまた、イエスの目の写真と、その中に映る自分の目を見つめながら、「アナル・ハック [私は神である]」と言う瞑想も始めていた。彼女はバーバーに言った。「アメリカの家では、私は鏡を見て『私は神です、私は神です……』と言います。でも、それは真実ではありません。それなのに、ここであなたと共にいて、あなたの目を見つめていると、バーバー、私は『私は神です』と真実に言えます。」
彼女は困惑し、尋ねた。「バーバー、私はあなたが神であることを知っています。でも私は何なのでしょうか?……意識ですか?」
「そうです」とバーバーは身振りで答えた。
「でも、私の意識はどこにあるのですか?頭の中ですか、足ですか、太陽神経叢ですか?どこですか?」そのとき彼女は、バーバーが自分に対して忍耐を失いかけているのを感じ、答えは、自分の意識は低い自己がないところならどこにでもある、ということだとすぐに悟った。彼女は言った。「バーバー、何もおっしゃらないでください。分かりました。」
バーバーはご自分の顔の周りを丸く示してからフィリスを指し、彼女はそれを「私はあなたの顔が好きです」と言っているのだと理解した。彼女自身は、自分を魅力的だと思ったことが一度もなかったにもかかわらずである。
バーバーは彼女に尋ねた。「なぜあなたがそんなに頻繁に私に会えるのか、分かりますか?」彼女が口を開く前に、彼は自ら答えた。「あなたが私を理解したいと望んでいるからです。」
フィリス・オットには四人の子どもがいた。末の女の子レスリーは、まだ三歳だった。レスリーは母親に、バーバーへ「私はあの方がとても必要なの」と伝えてほしいと頼んでいた。これを聞いて、バーバーは考え込んだように見えた。
