第36章: 無関心であることに関心を持つ
1962年· ババ 68歳ページ 4,820 / 5,444
到着するとバーバーはセンター正面のベランダへ続く三段の階段を上り、七色のリボンを切ってドアを開いた。次に他の二つの脇のドアの方へ回り、それぞれの赤いリボンを切ってホールに入った。ホールは美しく装飾されており、バーバーは演壇の席に着いた。サロシュがまず彼に花輪をかけ、続いて息子メルワンの婚約者であるアニタというスイスの女性が花輪をかけた。バーバーは彼女に心配せず幸せでいるようにと安心させた。
ラタ・リマイエを含むアフマドナガルのバジャン団が、バウが作詞作曲した歓迎歌を数曲歌った。ラタはその年デリーで開かれる予定の歌のコンクールの候補に選ばれていなかったが、バーバーはそのことで心配しないようにと彼女を安心させた。
「いつかあなた自身が選考者の一人となる日がやってまいります」と彼は彼女に告げた。
それからエルチがこの機会のためのバーバーのメッセージを読み上げた。「バーバーは、彼の愛の祝福を受けるために心を開いているすべての人々のために、アバター・メヘル・バーバー・アフマドナガル・センターの開所を宣言します。」
バーバーは言った。
今日ここにおられる皆さま全員は、神を真心を込めて——世間のことを完全に忘れるほど真心を込めて——愛するならば、いつでも私の十全な祝福をお受けになることができます。しかし覚えておいてください、霊的な道におけるごくわずかな偽善ですら、それ以上の進歩を妨げてしまうのです。神を真心を込めて愛するとは、すべての人と、すべてのものの中に神を見ることです。それゆえ、皆さまはどこを見ても神以外には何も見えなくなるほど神を愛するべきです!
サロシュにとって、これほど美しく成し遂げられたアフマドナガル・センターの改修は、まことの愛の労であります。彼と、このセンターを実現するために働いてくださったすべての方々に、私の愛と祝福を捧げます。
歌の後、バーバーは愛についてのこの談話を語った。
神への愛は、神から人へ与えられる賜物であります。それゆえ、人が自身の力で神を愛すべきほどに愛することは不可能なのです。人がこの賜物の受け手とならない限り、神を愛することは彼にとって不可能であります。しかし完全なる導師の恩寵は、人が神を愛すべきほどに愛することを可能にし、ひとたび神を愛し始めれば、世界とその雑事はもはや存在しなくなるのです。
