第33章: 1958年西洋サハヴァス
1958年· ババ 64歳ページ 4,375 / 5,444
ついに、愛が絶頂に達したとき、偽りの「私」は愛によって完全に消尽されます。その結果、愛しいお方の祭壇において、愛する者と愛との成就がもたらされます。愛する者が愛の中に留まることもなく、愛が愛する者の上に至高の支配を及ぼすこともありません。目標は達成されます。愛しいお方が、彼自身の上に至高の者として君臨します。愛しいお方のほかには何もなく、ほかのすべては消尽されます。
バーバーはさらに、ニューヨークのベリル・ウィリアムズを例に取って語った。
私はこれから、説明できないものを説明しましょう。あなた方は、理解できないものを理解しようと最善を尽くすべきです。
ここにベリルがいます。ベリル、あなたは無限の大洋ですが、その大洋の「一滴」として、あなたは三つの層を持っています。あなたは見たり聞いたり嗅いだり、あれこれと行いますが、それは内側からではなく、あなたの目、鼻、外側の層[五感]を通してなのです。あなたが見ているものは、あなたが一滴であるところの無限なる自己の外層から来ています。ベリルは、自身の感覚の外層を通して無限を見ることはありません。ベリルはエネルギーを使い、活動的になり、その他さまざまなことを行います。それはあなたではありません、あなたはどこへも行きません、あなたは無限なのです。見たり動いたりするのはその一滴であり、一滴としてあなたは限界を感じるのです。たとえあなたの手が切られ、足が切られても、あなたはいつも自分はベリルであると感じます。あなたは手ではなく、身体でもありません。あなたが自分を限られたものと思わせるのは心(マインド)なのです。
バーバーは帽子、枕、ペン、箱、ノートを持ってこさせ、談話を続けた。
ここに、帽子の形をした無限なるベリルがいます。ベリルは限りなく、無限なのです。彼女に終わりはありません。しかしベリルは、これらの層[五感]を通して食べ、飲み、すべてを行います。
[バーバーは枕の上のノート、ペン、箱を指し示した。]必要なのは、ベリルがこの外向きの方向[帽子の頂]で物事を行う代わりに、内側に向き直って、すべてを無限のものとして見ることです。ただひとつの転回[バーバーは帽子を裏返して、反対側に開くようにした]で、彼女は自身を無限なるものとして見ることになります。一つの層を脱ぎ落としても、また別の層があり、それが続きます。あなたはそれらの層を通して、引き続き幻影を見続けることになります。完全な転回をすれば、あなたは自身を無限なるものとして体験します。[バーバーが帽子をかぶると、皆は喜んだ。]
さて、要点はこうです、ベリルはこれをどのように行えばよいのでしょうか?
