第4章: 旅路
1923年· ババ 29歳ページ 428 / 5,444
バーバーがクエッタを訪れたかったのには特別な目的があった。バーバーの庭園の二輪の特別な花――ルシの娘ゴヘルとケイティーがそこで待っていたからである。当時、ゴヘルとケイティーは幼い子どもで、バーバーがクエッタへ赴く理由を知る者は誰もいなかった。そうしたことは、バーバーの内的活動の結果が現れたときに初めて明らかになる。ピラマイの導師との接触と帰依、そしてペンドゥのかつての勤務地は、メヘル・バーバーが内的活動によって自身のサークルの仲間を自身と結びつけるべく繋いだ一連の出来事の輪であった。
6月7日、カラチで快適な一週間を過ごした後、バーバーはマンダリと共にクエッタへと出発した。ピラマイはバーバーが心地よく過ごせるようあらゆる手を尽くし、バーバーは滞在と彼女の心遣いに満足している様子だった。一行は翌日クエッタに到着した。導師の私生活を守るため、ルシは自宅の隣のブルース通りに家を借りていた。バーバーは一階に滞在し、男性マンダリは二階に泊まった。女性たちはルシの叔父の家で別に滞在した。ルシはレストランを営んでおり、客人たちの食事と日常の世話をした。ゾロアスター教徒とイスラム教徒のマンダリの食事はルシのレストランで用意され、ヒンドゥー教徒のマンダリは家で別途菜食の調理を行った。
夏とはいえクエッタは寒く、バーバーは男性たちの早朝の冷水浴に関する命令を緩め、温水の使用を許した。寒さの中でもバーバーは断食をやめず、朝には温かい牛乳とアーモンド・スープのみ、夕方には素のダールだけを口にした。
バーバーはルシの子どもたち全員と遊んだが、特にゴヘルとケイティーに気を配った。ゴヘルはわずか七歳、ケイティーは三歳だった。バーバーは彼女たちの申し分のない遊び相手となり、さまざまな遊びを教えた。ある時ケイティーは父親に言った。「メヘル・バーバーはとても素敵なお方よ。行かせちゃダメ!」ある日カロムをして遊んでいるとき、バーバーは静かに駒を一つ持ち上げた。「バーバー、ずるいですよ!」ゴヘルは文句を言った。「ちゃんと遊んでください。」導師は笑った。
ルシはアマチュアの奇術師で、バーバーを楽しませるために毎晩マジックショーを催し、トリックを披露しながら冗談や愉快な話を語った。ルシはまたバーバーとマンダリをクエッタ近郊のさまざまな果樹園や庭園、特にジャマスプの美しい庭園へ案内し、街の数多くの景勝地を見せた。バーバーはクエッタでとても満足し、ユーモアあふれるルシとの交友を喜んだ。
