第31章: インドの大地に流れた血
1957年· ババ 63歳ページ 4,232 / 5,444
バーバーは皆にもっと近くへ来るよう求め、彼らはバーバーのそばに座った。バーバーの問いに答えて、シガンポリアはバーバーの長年の愛する者たちが皆出席していると伝えた。
彼が一人ひとり紹介していく間、バーバーは次のように述べた。「神は最も親しい方ですが、その方と親しく接するには勇気が必要です。頭の先からつま先まで粉となり塵とならねばならず、自分自身を失うほどでなければなりません。御方の愛の中で塵となるほど、御方を深く愛してください。」
バーバーはカッワールに尋ねた。「私の前で何度歌いましたか?」
その男は今回が四回目だと答えた。
バーバーは茶目っ気たっぷりに言った。「今回が四回目で、五回目もあるでしょう ― ですがその後、六回目はありません!」
バーバーの合図で、カッワールは次の二行詩を再び歌い始めた。
ファナなくしてバカはない [心の消滅なくしては悟りはない]。
低き自我が拭い去られない限り、神には到達できない。
愛する者がしかるべき仕方で願うならば、
彼が受け取れぬものがあろうか?
歌が終わると、バーバーは一同に尋ねた。「理解できましたか?」
ウルドゥー語を解する者はごく僅かで、バーバー自身がこう答えた。「たとえ理解したとて、それが何になりますか? 知性では、理解されるべきその実体には到達できないのです!」
その声を称えて、バーバーはカッワールに促した。「意味は分からずとも、すべての胸を震わせるようなガザルを歌ってください!」
カッワールは次の二行詩を歌った。
なぜ私に陶酔の世界を尋ねるのか?
私はただ、あらゆる胸の内にあなただけが在ますことを知るのみ!
彼が歌い終えると、バーバーは出席者たちに尋ねた。「『神は語る』をお読みになりましたか?」
一部の者は読んでいたが、バーバーはこう述べた。「一部の方が読まれたとしても、それが何になりますか?」
彼はこう付け加えた。「皆さんが読み、理解されたことに加えて、私が一つ申し上げねばなりません。それは、私のもとへ来られる時には世俗の望みを捨てて来てくださいということです。このような病、このような煩わしさを私は望みません!私との友情を求める者は、すべてを失わねばなりません。これは紛れもない真理であります。
「神は無限の誠実と慈悲であります。神として、私は偽善を除くすべてを赦します。それだけは決して赦すことができません。ですから、自分でないものを装うことは決してなさらないでください!」
バーバーは続けた。「愛する者は何を望むのでしょうか?彼は深く、真摯な愛を望むのです。彼に純粋な愛があるなら、彼に何が残るというのでしょう?愛する者は、他人がどう思うかなど気にもとめず、自分が愛しているということさえ自覚しないほどに、深く混じりけのない愛を持つべきです!」
