第31章: インドの大地に流れた血
1957年· ババ 63歳ページ 4,196 / 5,444
アイリーン・コニビアー、フランシスとオラ・ゴールドニーは貧者プログラムの間、バーバーの後ろに座っていた。オラはこれまでバーバーに対していくぶん控えめな態度を取っていたが、貧者たちの中におられるバーバーを目にすると、夫の方に向き直り、スカンジナビアなまりのたどたどしい英語で「彼はい〜い人ですね」と漏らした。
見たところ貧者にお辞儀をし、その足を洗うことに没頭しているようだったが、バーバーは即座に振り向き、オラの目をまっすぐ見つめ、エルチを通じて手振りでこう言った、「私は『良い人』ではありません。私は神-人です!」
後にこの出来事を女性マンダリに語った折、オラは、バーバーがあれほどの権威をもって自分を見つめ、あの言葉を口にされた瞬間、彼がアバターであることを確信したと述べた。
75日間の特別な仕事が始まったが、アロバとバウにとってはそれはほぼ75日間の責め苦だった!彼らはバーバーの皮肉の主たる標的であり、夜はバウが、昼はアロバが矢面に立たされた。バーバーがホールにおられる間、アロバがその近くのどこかにでも見えれば、バーバーは彼を呼び出して厳しく叱責なさった。
バーバーはこうおっしゃるのだった、「75日間、私にあなたの顔を見せないようにと申しました。私がマンダリと共にホールにいる間は、自分の部屋の中にとどまっていてください。外で何もせず、ホールには近づかないでください。」
しかし毎日、同じことが繰り返された。バーバーは扉や窓越しにアロバを目に留めるなり、辛辣な言葉の矢を放ち始めるのだった。実のところバーバーはアロバを見たがっておられ、アロバが部屋から出ざるを得ない状況をわざとお作りになった上で、彼を厳しく咎められるのだった。
ある日、ほかのマンダリの一人に腹を立てられたバーバーは、こうおっしゃった、「妥協はありません ― あなたが自分自身を喜ばせるか、それとも最も些細なことに至るまで完全に私を喜ばせるか、そのいずれかです。」
しかしマンダリがどれほど懸命に努めても、どのような口実でも彼らを叱責なさるバーバーを満足させるには決して足りなかった。
バーバーは当初、フランシス・ゴールドニーにインドに一年間滞在しなければならないと告げておられたが、いまは彼と妻がフェロー諸島に戻るのが最善であると判断され、彼らはそのとおりにした。8月4日に発つ前、バーバーはゴールドニーに瞑想について教えられ、週に一度自分に手紙を書くようにと命じられた。アイリーン・コニビアーも8月に発ち、南アフリカのダーバンに戻って、すでに離婚していた瀕死の夫ジェラルド・ハーヴェイを看病した。バーバーはこれをよしとされなかったが、アイリーンは譲らず、後にはバーバーに対していくぶん批判的になった。彼女は二度とバーバーに会うことはなかった。
