第30章: 1956年西洋への旅
1956年· ババ 62歳ページ 4,039 / 5,444
嵐の最中、バーバーは椅子を離れて立ち上がり、落ち着かない様子で歩き回った。彼はベランダに出て、指を盛んに動かした。それから再び腰を下ろした。間もなくキティが入ってきて、テレビカメラ撮影隊が空港に到着していると伝えた。
バーバーは言った。「テレビの人々が雨を連れてきましたな!」
翌日の「沈黙の集い」について、バーバーはこう述べた。
皆さんがここにおられる間は、私は皆さんに警戒を保っていただきたいのです。意識をはっきりと、潑剌としていられるよう努めてください。明日の夕方お越しになる際は、眠気を覚えないようにしてください。明日は大切な日です。私が皆さんにこの納屋で授けようとしている機会を、ぜひ生かしてください。
私は皆さんと共に交わるほどまでに、皆さんの水準まで降りてきております。私は皆さんには陽気で、明るく、戯れ好きに映ります。[しかし]皆さんは、私の神聖さ、私の遍在の境地について、まったくお分かりになっておりません。私はクリシュナと同じく、最高のユーモアの感覚を持っております。そのユーモアの感覚に惑わされて、私が真にどなたであるかをお忘れになってはなりません。私を皆さんの中の一人と取り違えないでください!私を少しでも知り得るのは、聖者方や高次の道にある方々、すなわち高次意識の真の聖者だけであります。皆さんがほんの一瞥でも私を御覧になったなら、肉体意識を完全に失われることでしょう。
私は子供のように戯れ好きで自由でもあり、また老人のようでもあります。私は同時に、バターのように柔らかく、鋼鉄のように硬いのです。全身全霊で、真心を込めて私を愛する者だけが、私を少しばかり知ることができます。心が私を知ることは決してなく、心が私に触れることも決してありません。私はそれを超え、心を超えているのです。
ここでわれわれは皆座って、テレビの人々が来るのを忍耐強く待っております。私にとっては、これらすべてが取るに足らないことです。私は予定などに縛られるのは好みませんが、皆さんの愛ゆえに、自ら縛られておるのです。私の連人たちは、世の人々が私を知るようになるよう努めてくれます。彼らは私がもたらす真理を学び、何らかの形で最善を尽くそうとします。彼らがこのテレビ番組を取り決めたのです。ですから、縛られるのは好みませんが、自ら縛られることもいといません。もちろん、皆さんも私と共に忍耐強く待たねばなりません。去る機会はありません。たとえ喉が渇いても、ただそのことを口にせず、黙っていてください。
私はドンに、10分以内にここへ戻るようにと申しました。彼は『はい、バーバー、10分です』と言いました。もう30分は優に過ぎたと思います!ここの誰かに、これやあれをするのにどれほどかかるかと尋ねるたびに、皆さんはただこう申されるのです。『バーバー、ちょっとだけお待ちを、バーバー。少々お待ちください、すぐにいたします! あと5分です、バーバー、すぐ参ります!』そして私は、それをただ5倍にすればよいと知っているのです!
