第30章: 1956年西洋への旅
1956年· ババ 62歳ページ 4,027 / 5,444
エルチが尋ねた。「それでバーバーはどうお答えになりましたか?」
「バーバーは、エリザベスがこの場所のすべてを作り上げたのであり、世界中のどの場所よりもここを愛しておられる、と仰せになりました。彼女の手がこのすべてを成し遂げたのだから、このままであり続けてほしい、とお望みである、と。」
これに応じてバーバーは述べた。「ここで皆さんがご覧になるものはすべて、エリザベスの愛の労苦によるものであります。私への愛ゆえに、彼女は私がここセンターで心地よく過ごせるよう、あらゆることをしてくれました。もし外から何か付け加えられるならば、それは…のように見えるでありましょう…」
エルチはバーバーの意を訳すための適切な英語の言葉を見つけられなかった。聴衆の中の幾つかの声が、それは「アノマラス [釣り合わぬ]」あるいは「アンスータブル [ふさわしくない]」だろうと提案した。
マリオンは続けて言った。「バーバーはまた別のメッセージも下さいました。バーバーがおっしゃるには、西洋を離れられた後、一九五七年二月十五日まで五か月の間、隠遁のためにインドへ戻られ、その間はいかなる金銭も受け取られず、また資金もインドへお持ちにならない、とのことです。ニューヨーク・グループが集めたメヘル・バーバー・ホスピタリティ基金 [バーバーと四人のマンダリの世界一周の航空運賃とニューヨーク滞在費を賄ったもの] に、もし旅の終わりに残金があれば、バーバーがサンフランシスコでそれについての指示を下さるとのことです。
「バーバーがインドへ戻られると、五か月間深い隠遁に入られ、極めて集中的に働かれ、断食もなさいます。サタラに留まらないかもしれない、とのことです。」
バーバーは言った。「私はサタラに閉じこもっているかもしれませんし、別の場所へ行くかもしれません。山の頂上へ行くかもしれませんし、その下に行くかもしれません。しかし五か月の間、私は隠遁に入り、極めて集中的に働くことになります。なぜでしょうか?私の沈黙を破るときが間近に迫っているからです。」
マリオンは続けるように促された。「五か月の隠遁が終わった後、バーバーはインドで非常に大きな集会を開くことを考えておられ、西洋の男女とインド各地の聖者たちを招かれるご予定です。それは非常に大規模なものになるでしょう。バーバーは、私たちが寄付金をインド行きの旅費と、それほど恵まれていない人々を助けるために蓄えるべきだとおっしゃいました。来る余裕のある方々はインドへ行くべきであり、寄付をする余裕のある方々は寄付をなさるべきです。来ることのできない人々については、その集会の折、バーバーの胸の中に留まることになる、とバーバーがおっしゃっています。旅費もなく、寄付もできない方々は、どうかご心配なさいませんように。」
