第29章: 短いダルシャンと隠遁
1956年· ババ 62歳ページ 3,939 / 5,444
プカルは黙っており、バーバーはお尋ねになった。「いつご家族を養うつもりですか?」
プカルは言った。「すぐにそういたします。しかし、その仕事をどう始めればよいかまだ分かりませんので、ご指導を仰ぎにあなたのもとへ参りました。」
バーバーは微笑んでお答えになった。「心配は要りません。仕事を始めれば、何をすべきかが分かってきます。ただし、真心を込めて誠実に行ってください。あちこちを巡り、必要ならご自分の家に立ち寄っても構いません。しかし、そこで何もせずにじっとしていてはいけません!家族の用事を片付け次第、すぐに私の仕事に取りかかり、そうして一年間続けてください。」
プカルの母はプカルのことでバーバーに苦情を言うつもりで来たのだが、バーバーは彼女に言った。「あのような息子を持って、あなたはとても幸運です。私はあなたに五人の子を授けました。そのうち一人を私にくださることはできませんか?」
母親は言った。「はい、パルメーシュワリ[プカル]はあなたのおそばにいてもかまいません。けれども、私たちの面倒も見てくれなければなりません。」
バーバーは冗談めかしておっしゃった。「片手でタブラを叩き、もう一方の手でドーラクを叩かせたいというわけですね!」つまり、両方を望んでいるという意味だった。「もうあなたの『子供』は、あなたの手から離れつつありますよ!」
するとその母親は答えた。「行かせてやってください!あなたのナザル[まなざし]の外へ、彼が一体どこへ行けるでしょうか?」
プカルがバーバーのためにこの仕事を始めると、彼は村から村へとバーバーの名を広めながら、毎日30マイルから40マイルを歩いた。村に着くと、ある通りから別の通りへと歩き回り、太古の御方がアバター・メヘル・バーバーとして人の姿を取られたと告げ知らせた。「あの方こそ、再び来られたあの同じラーマ、クリシュナ、キリスト、ムハンマド、ゾロアスターでいらっしゃいます!」とプカルは叫んだものだった。「あの方は愛の化身でいらっしゃいます!もっと聞きたい方は、どうぞ私のところへいらしてください。」彼はその村で一晩過ごし、そこでキールタンやバジャンの歌を伴うバーバーの集いを開き、貧しい村人たちにバーバーのことを語った。人々が受け入れる態度を示すと、その村にもう一日か二日とどまった。翌日には、バーバーの名を広めるこうした仕事ができる別の村や町へと旅立った。
アルナヴァズの姉ロダ・ミストリが、夫のジムと息子のメヘルワンを連れてアシアナにやって来ていた。
バーバーはその少年を見て、こうおっしゃった。「この子は子供ではなく、私の古い古い仲間です。」
バーバーはアルナヴァズに、彼女にも息子をお授けになると再びお告げになった。彼女とナリマンはバーバーのお望みに完全にゆだねており、バーバーが繰り返し子を授かると約束されたにもかかわらず、夫婦は最後まで子をもうけなかった。それゆえに二人はバーバーへのご奉仕に全身全霊を捧げることができたのである。
