第26章: 驚くべき3週間
1954年· ババ 60歳ページ 3,607 / 5,444
この男は、ババをこの苦しみから解き放つために、十五日間にわたって儀式とマントラを行うべきだと申しました。これは彼らが自発的に行ったことでした。寺院の主席祭司からの手紙には、こうしたことが起きたこと、彼らが喜んで愛をもって儀式を執り行い、慣習に従って灰を保管したことが記されていました。彼らの大きな愛のゆえに、私は彼らの望む通りにいたしました。
起こるべきことを止められるものは何もありません。私は沈黙を破り、顕現し、この身体を捨て去らねばなりません。定められたことは必ず成就します。人々が私の望むように神を愛するならば、私の働きは成就します。
「ほかに約束したこと[他の事柄を説明するという約束]はありましたか?」とババは尋ねた。
マルコムは抑圧について話すよう彼に促した。
ババは「短い言葉で抑圧について申し上げましょう」と言い、それからアルファベットボードで口述し始めた。
幻想とは一時的な現象であり、見かけ通りではないものです。これに基づいて以下のことが言えます。すなわち、幻想は無数の幻想を生み出し、それぞれの幻想は印象という形で経験の痕跡を残すのです。例えば、あなたが夜眠っていて、目覚めたときに手がベッドのそばの何かに触れると、すぐにそれをサソリだと思うのです。あなたはそこにいないサソリを造り出したのです。しかしあなたは恐怖に身を縮め、ベッドから出て、棒を手に取り、サソリと思われたものを叩きます。そしてそれがサソリではなく、別のものだったとわかります。サソリは存在しなかったのですが、怖がったこと、ベッドから出たこと、サソリを叩いたことの印象があなたの心に刻まれ、いずれにせよ消費されねばなりません。こうして幻想は印象を得、印象を費やしながら続き、その間ずっと幻想は保たれるのです。
かつて下メヘラバードに大きな共同体があった頃、私はそれをすべて解散し、数マイル離れたトカという新しい場所へ移り、数人をここに残しました。胸根は善良ながら少々頭がおかしい[クレイジー]イラン人が、夜の見張りをしなければなりませんでした。彼は自分を起こしておくため、また他の者に自分が起きていることを示すために、間隔を置いて「異状なし!」と叫ばなければなりませんでした。当時、サティア・マングという非常に悪名高い盗賊がいて、何人もの人を強奪し殺害していました。ある夜、このサティア・マングはここからアフマドナガルへ向かう道で一人の男を強奪しました。
