第22章: 1952年西洋への旅
1952年· ババ 58歳ページ 3,073 / 5,444
「私は、戦争と平和に関連した世界の心理状態についての本を書いています」と彼は言った。「私はオーストラリア、ヨーロッパ、アジア、アメリカを旅し、シャンカラーチャーリヤ〔ヒンドゥー教の最高司祭〕のサハヴァス〔共にいること〕も得ました。あなたの祝福をいただきたいのです。私は、こうしたものが一時的で伝統的なものだと知っています。それらには大した意味がありません……」
バーバーは彼の話を遮った。「それらには何の意味もありません。知性による確信には限られた範囲しかなく、人を偽善の混乱に陥れることもあります。
「神は絶対的な正直と純粋であり、神を知ることにおいて妥協はあり得ません。知的な確信を超えたところに、感じることによって知る確信があります。それは、あなたが私を見るように神を見ることです。それだけが、実在において神と一つであるという確信をあなたに持たせることができます。ですから、神との合一についてのこの確実さが来ない限り、すべての話は不正直です。」
「その合一はどのように確立されるのですか」とヴィノードは尋ねた。
「利己的な憧れや欲求が去る時、それは確立されます。欲望や憧れがあるところに、神はいません。しかし、この実在を直接経験しなければなりません。私はいつも、偽善者になるくらいなら神を信じない方がよい、と言っています!」
「利己的な欲望、執着、憧れは、どのように制御すればよいのですか」とヴィノードは尋ねた。
「そのために本は書かれてきました。それでも、それは一瞬で達成されることもあり、幾生もかかることもあります。ですから、どう制御するか、どう欲望に打ち勝つかを尋ねるのは、『生きながらどう死ねますか。熟睡の中でどう意識を持てますか』と尋ねるようなものです。
「マインドは、それがある限り、あなたの意志にかかわらず働き続けます。ですから、あなたが真摯に正直に知りたいと望み、私もあなたにそれが必要だと感じ、あなたがそれほどの知性を持つ人である以上、もし本当にこれを成し遂げれば、あなたは真の意味で神と宇宙のために働くことができるでしょう。」
その後バーバーは、彼に瞑想についていくつかの指示を与え、こう結んだ。「では今始めなさい。バーバーはあなたに非常に多くのことを説明しました。神の仕事は私の仕事であり、あなたは私の仕事をするでしょう。あなたの内に大洋がある時、どうして水の数滴を渇望できるでしょうか!それこそ、私があなたに見てほしいものです。理性だけによってではなく、実際の体験によってです。」
「私は成功するでしょうか」
フランシス、アイヴィー、チャーミアンは、十二日の午前十時に再びバーバーと会った。(彼らと一緒に、チャーミアンの二十二歳の学友リタ「スパーキー」ルークスもいた。)バーバーはアイヴィーとフランシスに、別にこう述べた。
脚注
- 1.ヴィノードは女性に弱いことを告白し、その後、そのようなもつれを慎むようにというバーバーの命令を無視した。彼は後にタントラ・ヨーガに関わるようになり、インドで追随者を持つようになった。また、アディ・シニアを通して伝えられたバーバーの警告にもかかわらず、人々が自分の足に礼拝することを許した。ヴィノードは白癜風を発症し、ほかにも多くの健康問題を抱えた。
