第21章: マノナッシュ
1950年· ババ 56歳ページ 2,932 / 5,444
バーバーは仲間たちに挨拶を述べた後、10分間外に出ていて、扉の隙間や割れ目からホールの中をのぞいてはならないと命じた。10分間ひとり座っていたバーバーが手を叩くと、男たちは再びホールへと入ってきた。バーバーは、新生活の始まりに神の御前で立てた本来の誓いを、改めてもう一度確認したと彼らに告げた。
それから、バーバーはしもべである仲間一人ひとりの足に額を押し当てた。その後、バーバーの合図でニルとヴィシュヌがダサヴァター(十化身)を読み上げた。カイコバード、エルチ、ペンドゥ、カカはゾロアスター教の祈りを、バイドゥルはイスラム教の祈りを、ドンはキリスト教の祈りを唱えた。1次にバーバーはドンとニルに、『ギーター』の英訳『天上の歌 (Song Celestial)』を大声で朗読するよう求め、二人は1時間にわたってそれを行った。その後、若いカッワール[歌い手]が「新生活の歌」と新生活の祈りを歌った。
10時に、バーバーはマストたちに食事を与え、それから自らの手で仲間たちにも食事を給仕した。午後2時、彼はサタラ周辺のさまざまな村や町から集まったマストたち、狂者たち、貧しい者たちとの作業を始めた。彼は彼らの髪を切り、たっぷりの石鹸を使って熱い湯で身体を洗ってやった。男たちはバーバーを手伝ったが、実際に髪を切ることや体をこすって洗うことは、バーバーだけが行った。彼は彼らに新しいシャツとズボンを着せ、それぞれに新しい寝具一式 — 敷物一枚、マットレス一枚、毛布二枚 — を与えた。彼らは皆、仲間たちの世話のもとでバンガローの別室に宿泊することとなった。
バーバーはその日一日、何も口にしなかった。翌朝9時、彼は長い白いカフニ[衣]をまとってサタラのダーク・バンガロー[駅逓宿]まで歩いていき、フセインというムスリムのカンサマ[執事]に食を乞うた。バーバーは乞食して得た食を存分にいただき、明らかに満足げな様子であった。27日には、ヒンドゥー教徒の家とムスリムの家の二軒で食を乞うた。30日には48時間にわたり水だけで断食し、胃炎を患っていたにもかかわらず、8月1日に再びビクシャー[托鉢]に出かけた。
ボジャ基金のため、ドンは26日にサタラを発ち、8月5日にボンベイからロンドン行きの便に乗った。2
ジプシーの生活を切り上げ、1950年7月28日、新生活のカラバンはデラ・ドゥーンからアフマドナガルに到着した。(パドリがそれをプーナから牽引してきた。)新生活のカラバンは、ブルー・バスと共にこの降臨の期間中、バーバーの旅における重要な乗り物であり、いずれもメヘラザードに保存されている。
脚注
- 1.これらの祈りはバーバーが口述したものではなく、マンダリがそれぞれの宗教の情感を寄せ集めて一つの祈りに仕立てたものであった。
- 2.ドンは1950年8月26日にアメリカへ飛び立った。彼は9月末にロンドン経由でインドへ戻るまでに、ニューヨーク、サンフランシスコ、ロサンゼルス、デトロイト、マートルビーチを訪れた。
