第2章: メルワンの誕生
1922年· ババ 28歳ページ 257 / 5,444
メヘル・バーバーの初期の弟子たちは、すでに彼に対して強い確信と信頼を抱いていたが、ウパスニ・マハラジほど偉大な存在から直接これらの言葉を聞いたことは、この若者たちに深い印象を与えた。彼らはプネーに戻り、メヘル・バーバーは完全なる存在、すなわちサッドグルであるというウパスニの言葉を人々に伝えた。この知らせは徐々にプネー全域に広がっていった。時代が長く待ち望んでいた日が、ついに来た。アバターの神聖な使命が始まろうとしていた。
一九二二年一月、メヘル・バーバーはウパスニ・マハラジとサコリを離れ、その宇宙的な仕事を始める定めにあった。出発の数分前、ウパスニ・マハラジは彼を自分の小屋に呼び入れ、合掌して宣言した。「メルワン、おまえはアディ・シャクティ [原初の力] だ! おまえは時代のアバターだ!」
バーバーは無限の至福の涙にむせび、グルの足を抱きしめた。ウパスニ・マハラジは長い間、彼を腕に抱いていた。
バーバーは外に集まっていたすべての人々に別れを告げ、ベイリーに伴われて、待っていたトンガに素早く乗り込んだ。ウパスニ・マハラジの女性の弟子たちは、彼の足に触れダルシャンを受けようとして前へ駆け寄った。数分後、トンガは駅へ向けて出発し、そこでバーバーはボンベイ行きの列車に乗った。
トンガが視界から消えるまで、ウパスニ・マハラジは長い間、去っていく若者を見つめていた。ドゥルガバイの胸もまた、バーバーへの愛で満ち、痛んだ。メルワンが胸の内に居場所を見いだしていた親しい者たちの一人ひとりが、深く揺さぶられた。
バーバーはその時、二十八歳近くであった。この最も胸を打つ場面を見守りながら、時代は喜びに涙した。われらの時代の待望は空しくなかった。その叫びは、こう宣言する神聖な声としてこだました。「時代のアバターが来られた! 慈悲深き父、メヘル・バーバーに栄光あれ!」
