第17章: 会合とダルシャン
1946年· ババ 52歳ページ 2,555 / 5,444
ある日ジーンは、市街地からもっと離れた場所、大都市から一、二時間ほどのどこかへ移ってほしいというバーバーからの伝言を受け取った。彼らは午後にドライブに出かけて土地を探すことに決めた。彼らはセンターに滞在しに来ていた一人の女性を一緒に来るよう誘った。彼女の名はアグネス・バロンであった。三十九歳のアグネスは、別の霊的指導者に幻滅した経験があったため、メヘル・バーバーに関心を持っていなかった。彼女は執筆ができる静かな場所として『新生活センター』を紹介され、その後そこに小屋を借りていた。ジーンは彼女に『アバター』の原稿を渡しており、彼女はジーンの文体には引いてしまったが、バーバーの描写には惹かれ、ジーンに尋ねた。「あの方は本物なのですか?」
ほかに特にすることもなかったので、アグネスは彼らと共に出かけた。その敷地に滞在していたもう一人の女性は、75マイル離れたオハイの私立学校に入れたい幼い娘がいたため、一行はそこへ車を走らせた。帰途、彼らは山の頂上に木々と緑が豊かに茂る土地があるのに気づいた。「上って見てみよう」と彼らは言った。「もしかしたらバーバーの場所かもしれない。」
彼らは車で山を登っていき、大きな木の門にたどり着いた。「バーバーが私たちと一緒に暮らすために六人のマンダリを送ってくださるのよ」とジーンが言った。「私たちが移るなら、たくさんの建物が必要になるわ。」アグネスはその敷地に建物がもっとあると確信し、調べるために門を飛び越えた。そこには他にも数棟の建物があり、美しく造園された庭、果樹園、ぶどう畑、バラ園を備えた真新しい家が一軒あった。その敷地は地元の農夫によって管理されていたが、そのとき彼はそこにいなかった。彼らは農夫の妻を探し当て、妻は彼らに、この土地が『ラルフス』という食料品店チェーンの裕福な相続人ガートルード・ラルフス・マッコナティの所有であると教えた。彼女は土地を売ることを考えていたが、間違いなく高値を要求するはずであった。
ジーン、マーキー、アグネスはハリウッドへ戻り、そこでジーンは言った。「電話しても無駄よ。私たちには手が出せないもの。」しかしアグネスがどうしてもと言い張るので、彼らは電話をかけた。その女性は、本来そこで隠居生活を送るつもりであったが、今は夫と離婚することになり、土地は売却することになったと語った。「私の事業マネージャーと話してみてください」と彼女は彼らに言った。
