第17章: 会合とダルシャン
1946年· ババ 52歳ページ 2,542 / 5,444
それはすべて、今は姿を取っているアバターの働きなのだ。
「どうすればアバターを見つけられるのでしょうか?」とエルチは尋ねた。
「誰も彼を知らぬ」とヨーギは言った。「しかし彼はすでに生まれている。私には分かるのだ。彼は正体を隠し、人に知られぬまま人類の中を歩んでいる。ガンディーのような者たち、世の偉人たち、いわゆる指導者たちは、有名であり人類から崇拝されさえするかもしれぬが、彼らはアバターの手のうちの玩具にすぎない。彼らは凧のようなもので、その糸はアバターの手にしっかりと握られており、彼は思いのままに彼らを操る。
「ヒトラーは世界を揺るがした——誰もがそう言う。しかし、彼を通じて働いていたのはアバターなのだ。」
「アバターはいつ顕現なさるのでしょうか?」
「22年の後だ[1968年]。これらの戦争と騒乱はその時までやまず、人類の四分の三が消し去られるのだ!このナラクワーシ[地獄のような]世界は続き、その後、スワルガワーシ[天国のような]世界が生まれるのだ。なぜなら、地獄の者たちが天国の住人たちといかにして共存し得ようか?現在の世界の75パーセントは滅び、残る四分の一は平和と幸福が支配する新世界の性質の中に吸収されるのだ。」
ジャラ・タパスヴィはこう締めくくった。「これまでの他のアバターたちと同じく、彼も大多数の人々から嘲られるであろう。そして彼の真の名声は、救世主として認められ崇拝される彼の死後にのみ広まることになる。」
いつものように、エルチとカカは一度たりともメヘル・バーバーについて口にしなかったが、後にジャラ・タパスヴィがリシケシのある家でバーバーに会った際、「アバターがおいでになった!」と叫んだ。バーバーはこの接触に満足していた。
リシケシには奇妙な人物が数多くいたが、その中で名が記されていないある人物は特筆に値する——もっとも彼との接触はバーバーを満足させるものではなかった。彼は不吉で奇怪な隠者であり、その存在はよく知られていたが、リシケシでの居所は呪われるのを恐れて誰一人として漏らそうとはしなかった。数多くの問い合わせの末、エルチはリシケシの川辺の小屋に閉じこもっていたこの隠者を見つけ出した。隠者が誰を連れてくるのかと尋ねると、エルチは「私の父です」と答えた。バーバーが到着したが、その接触は彼の気に入るものではなかった。というのも、その間、隠者が「この息子[エルチ]のほかに息子は何人いるのか?」といった愚にもつかぬ問いでバーバーにつきまとったからである。若い頃、この求道者はリシケシに身を落ち着ける前、木の葉と根だけを糧に何年もジャングルをさまよっていたと言われていた。彼は毎日チャパティ一枚と少量のダルしか口にしなかったため痩せ細っていたが、それでも怒らせれば恐ろしい人物であった。
数年前、1942年にバーバーがデラドゥンに滞在していた折、当時バーバーの夜警を務めていたクリシュナ・ナイルに関わる次のような出来事が起きた。クリシュナは夜警のためバーバーの部屋へ向かう前に、毎夕5時に散歩をするのが常であった。彼らのバンガローの向かいには女子校があった。四人の少女がいつもクリシュナを眺めていて、そのうちの一人が彼に一緒に散歩に行ってもよいかと尋ねた。クリシュナは女性のそばにいると極めて居心地が悪かった。「私はどんな女の顔も見たくなかった」と彼は回想した。「私は女性が嫌いだった。」
