第2章: メルワンの誕生
1921年· ババ 27歳ページ 245 / 5,444
たまたまウパスニ・マハラジが通りかかり、彼が休んでいるところを見つけた。マハラジは彼を蹴って起こし、叱った。「二度と私に眠っているところを見つけさせるな!メルワンのためにパーン [キンマの葉包み] を用意することを、お前の神聖な義務と考えよ。メルワンに仕えられることが、どれほど幸運なことか分かっているのか。これからは、そのように怠慢であってはならない。」
「降りて来る」過程のある段階で、バーバーは自分が宇宙でまったく一人きりであると感じた。彼は全宇宙がただ自分一人のために存在していると経験した。宇宙で起こることは何であれ、ただ彼のためだけに起こっていた。彼の経験は、ただそのように感じたというだけではなく、実際にそれがそうであると見たというものだった。例えば、誰かが歩き、食べ、話しているのを見ると、彼は自分自身を見て、歩き、食べ、話しているのは自分であると知った。
要するに、神を実現し、普遍的な創造の中へ再び現れ出る者の「下降」の経験を描写することは不可能である。本質的なのは、神意識が、精神的、精妙的、粗大的という意識の多様な側面すべてから完全に分離し、それらを超越していると理解することである。神-実現とは、神そのものの意識、しかも神のみの意識を経験することである。それは絶対的存在、すなわち無限で永遠の存在である。実際には、それ以外に何も存在しないからである。
メヘル・バーバーが下降の段階で経験したこと、すなわち神として自分だけが存在すること、宇宙は自分だけのために働いていること、すべては自分ゆえに存在すること、自分がすべてであること、自分がすべての人であること、自分がすべてのものとすべての人に責任を負っていること、そして自分の存在そのものによってすべてのものとすべての人を助けるよう定められていることは、七つの境地を通って粗大界へ下降することに関わる、より高い意識の明確な段階であった。その後、七年にわたって、彼は世界と、自分の実際の存在および身分の目的、すなわち自らのアバター性を、次第にますます意識するようになっていった。神聖な意識の中には、宇宙に関わるものは絶対に何もない。宇宙の存在についての意識も、他の何かや誰かについての意識もない。アバターまたは完全なる導師にとって、正常な意識を完全に回復した後でさえ、自分が見て管理している全宇宙は、単なる影のように見える。
