メルワンの誕生

1921ページ 243 / 5,444第2章 / 40
世俗的な人は粗大世界のみの意識を持ち、神意識について何も知らない。そのような人は神の実在についての観念の影さえ持っていない。マジズーブは神性を完全に意識しているが、世界を意識していない。微細世界の三つの界のいずれかにいる霊的に進歩した人は神の力について知り、第四界(クベル)にいる者は神の完全で無限の力を知る。精神世界の第五界にいる進歩したワリは神の無限の心を知り、精神世界の第六界にいるピール(聖者)は神の無限の存在を見る。第七界にいる完成された魂(シヴァートマ)だけが本当に神を知る、なぜなら彼は実際に神自身であることを完全に、無限に意識しているからだ。 神の実現が一度達成されると、それは永遠となり永遠に残る。神意識は三つの領域のいかなるものにも、いかなる状況にも決して影響されない。それは自分自身の無限の中で「無限の自己完結した現象」として継続的に経験される。しかし、神意識を持つ人が世界で普遍的な仕事をするためには、通常の意識が必要とされる。完全なる師とアヴァターの機能状態はそのようなものだ。 粗大意識を取り戻すには、七つの界を通って降りていく際に七つの段階を通過しなければならない。各段階の詳細な説明は不可能だ。通常の人間意識を取り戻すことは、神性の高み——無限そのもの——から「降りてくる」ことだ。 「真珠」を得るために神聖な生命の海の底に潜り、その真珠を他の人々に見せるために再び浮上することが完全なる師の人生を構成する。しかしアヴァターは海の深みに潜る必要がない、なぜなら彼は永遠に神聖な生命の真珠を所有しているからだ。しかしそれを世界に示すために、メルワンはアヴァター・メヘル・バーバーとして機能するために世俗的な認識を取り戻さなければならなかった。一体性の神聖な意識と並んで、彼は二元性の意識を持たなければならなかった。
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