第15章: 隠遁
1941年· ババ 47歳ページ 2,209 / 5,444
「お仕事が終わった?一人ひとりに1ルピーを渡しただけで、どうして終わるのですか?それくらいなら私にもできましたし、彼らをかき集めてここまで連れて来る手間も省けたでしょうに。」
バーバーは微笑みながら答えた。「これは私の仕事です。あなたにどうしてお分かりになれましょうか?」
「妙ですね…まったく実に妙なお仕事です!あれほど苦労してたくさんの少年を見つけ出し連れて来たのに — あなたは全員を帰してしまわれた。これがあなたのなさるお仕事のなされ方ですか?」
これにもまたバーバーは笑い、彼をなだめた。「ご心配なさらないでください、パッパ。あなたは自らの労苦の実を収穫することになります。この仕事は、ひとえにあなたが私に仕える機会を得られるように、と授けられたものなのです。」
バーバーはラホールには滞在しなかった。列車から降りると、彼はすぐにビュイックでデラドゥンへ向けて出発し、他の者たちはブルー・バスで後を追った。エルチがバンガロールへ戻されていたため、今やパッパがニルーを助手にしてバスを運転し、エリザベスが車を運転した。他の男性マンダリはチャッティ・ババと共に列車でデラドゥンへ向かった。途中、バーバーはアムリトサルで一人のマストに、カンナーでもう二人のマストに接触した。
パッパは運転が上手ではなく(「私がこれまでに会った中で最悪だった」とニルーは記録している)、機械の故障も頻繁に起きた。さらなる問題が次々と起きた。彼らがルディアナでバスを修理した後、暴風が吹き荒れて1時間以上にわたって土埃の雲を巻き上げ、視界を危険なほどに遮った。幸いにも、にわか雨が幾度か降って、間もなく土埃を鎮めてくれた。
バーバーと一行はカンナーのダーク・バンガロー[宿駅]で一夜を過ごし、翌4月10日の午後にデラドゥンへ到着した。
一方、ラクサルでは男性マンダリがチャッティ・ババと共に列車を乗り換えなければならなかったが、彼は乗車を拒んだ。列車が今にも出発しようというとき、ヴィシュヌがある一計を思いついた。彼はそのマストに言った。「あなたを故郷へお連れしようとしているのですが、列車にお乗りいただかなければお連れできません。」その策は功を奏し、チャッティ・ババは喜んで列車に乗り込んだ。
バーバーはそれを聞いて笑い、冗談を言った。「ヴィシュヌは背が低いのに、買い物や旅の手配といった仕事を一手にこなしています。しかし今、私は分かりました。彼はナポレオンに似ているだけではなく、ナポレオンのように働き — 頭の働きまでナポレオンそっくりなのです!」
デラドゥンに到着すると、バーバーはマスト作業に専念した。彼は町にいる幾人かに接触し、また幾人かを、ダラーンワーラーのラクシュミー通り1番地にあるスシラ・バワンと呼ばれる自身のバンガローへ連れて来た。
