第15章: 隠遁
1941年· ババ 47歳ページ 2,190 / 5,444
しかし数日後、エルチはナンガ・ババがジャイプルのバーバーの邸宅の前の道を歩いているのを見つけ、そのマストはなだめられて車庫の中に入れられ、バーバーが接触した。ナンガ・ババはほとんどアンベールを離れることがなかったにもかかわらず、こうして約束を守ったのだ。
また一九四一年一月の間に、バーバーはジャイプルでチュッタン・シャーと呼ばれるもう一人の非常に高いマストと接触した。非常に汚らしく、暴力的な性質を持つこのジャラーリ・マストは、町の娼婦街近くの最も悪名高い区域に住んでいた。チュッタン・シャーは一日か二日の間バーバーの邸宅に連れて来られ、バーバーは彼を一人にしておくことを許さず、マンダリーのさまざまな者たちにそれぞれ二時間ずつ交代で彼に付き添わせた。チュッタン・シャーは地元の町民たちに敬われていたが、彼らは同時にその暴力的な気性をも恐れており、かつて彼が一人の男の頭に石を投げつけて殺したという話があった。
一方ドンとニルーは、ブルー・バスをカリカットからジャイプルへ運ぶよう命じられており、二人はバーバーの指示を実行する中で数えきれぬ苦難に耐えた。バスのタイヤとチューブは完全に擦り切れており、その状態で何百マイルも運転することは極めて骨の折れる仕事だった。ドンは修理のためにしばしば停車せねばならなかった。ある時、タイヤがパンクしたので、彼は修理場所が見つかるまでタイヤの中に毛布を詰め込まねばならなかった。ある時には、片側の後輪が脱落した。彼らが停車するたびに、群衆が集まって、あらゆる奇妙な荷物が高く積み上げられているのに乗客はひとりもいないというその奇妙な車両を眺めた!時にドンは自らバスを洗って掃除しなければならなかった。二人は道中で得られるわずかな食物で命をつないだ。こうして多くの苦労の末、ドンとニルーは十二月末にバスをジャイプルへ届け、バーバーは二人に大いに満足した。二人ともマンダリーの健康を見守る務めを与えられた。
この時季、ジャイプルにはハエが大量発生していた。ハエの群れは特に食事時に飛び回り、食事はそれを避けるための戦いとなった。エリザベスは蚊帳の下に座って食事をした。マーガレットは足の指に蜂蜜を塗り、ハエがそちらに引き寄せられるようにして、自分は安らかに食事ができるようにした。バーバーはついにドンとニルーにその害虫を駆除する方法を考えるよう強く求めたが、二人があれこれ知恵を絞って解決策を探っても、どの計画もうまくいかなかった。
