第2章: メルワンの誕生
1918年· ババ 24歳ページ 202 / 5,444
ウパスニを時折訪ねるほかは、グスタジは六か月間シルディでサイ・ババの近くに留まり、その指示のもとで断食した。グスタジはサイ・ババと親しく、サイ・ババが亡くなった日、1918年10月15日にもその場にいて、サイ・ババの葬儀を見届けた。
サイ・ババが埋葬された後、グスタジはシルディを離れ、サコリ近くでウパスニ・マハラジと暮らすようになった。彼はサイ・ババの断食命令のもとで痩せ衰え、憔悴しており、ウパスニのもとでも厳しい苦難を受けていた。ある時、グスタジは知らずに何か悪いことをし、ウパスニは激怒して竹の杖で彼をひどく打ち、その杖自体が粉々に折れるほどだった。グスタジは、自分が過去のカルマに対する償いをしているのだと直感的に知っており、ウパスニの導きのもとに留まった。そしてウパスニが彼をプーナへ送り、メルワン・セスと共にいさせるまで、彼と一緒にいた。メルワン・セスはさらに毎夕、彼をババジャンのもとへ送った。
ところがある日、奇妙なことが起こった。メルワン・セスはグスタジに、ヤシ酒店のそばの寺院の部屋で自分と一緒に座っているよう命じた。彼はグスタジに、用を足すためであっても部屋を出てはならないと命じた。四時間後、グスタジの膀胱は痛むほどになり、メルワン・セスがいなくなると、彼はこっそり通りに出て用を足した。
しかし、グスタジが隅にしゃがんで小便をしていると、周りを見回した時、ババジャンが自分の方へ走って来るのが見えた。これは並外れたことだった。ババジャンは駐屯地の自分の席を離れて市内へ出ることがほとんどなかったからである。ババジャンはグスタジの腕をつかみ、「さあ、君、私と一緒に来なさい」と言った。彼女はうれしそうに見え、グスタジは彼女を元の席まで送り届けるためにトンガを呼んだ。
トンガがババジャンのニームの木に近づいたちょうどその時、アフメド・アッバスが自転車で横に追いつき、激しく息を切らしていた。彼はグスタジをトンガから道路へ引きずり下ろした。アフメド・アッバスはグスタジに、メルワン・セスが自分に、自転車でできる限り速くババジャンの木まで行き、グスタジがそこに到着するのを阻止するよう命じたのだと告げた。メルワン・セスは、もしグスタジがババジャンと共にそこへ到着すれば、グスタジとメルワン・セスとのつながりは断たれるだろうと説明していた。
アフメド・アッバスはまさに間に合った。あと一分遅ければ手遅れだっただろう。その時グスタジは、メルワン・セスの指示に細心に従うことがどれほど重要かを理解した。
こうしてグスタジは、メルワン・セスの弟子のサークルの最初期の一人となった。彼の弟アルデシール・N・ハンソティア、愛称スラムソンも、サイ・ババおよびウパスニ・マハラジと接触があり、今やメルワン・セスの親しい仲間の一人となった。
