第2章: メルワンの誕生
1909年· ババ 15歳ページ 141 / 5,444
ウィンドハウゼン神父は、彼の名前が名簿に載っている以上、試合に出なければならず、さもなければ退学になると告げた。ベイリーは運動能力がほとんどなかったにもかかわらず、競技に参加しなければならなかった。後になって、彼はこのいたずらを仕組んだのがメルワンだったと知った。
メルワンは、生来いくらか怠け者で勉強に身を入れない友人ベイリーを変えようとした。ベイリーは、主にその傲慢な性質のため、同級生や教師たちに好かれていなかった。懲戒処分も取られたが大きな効果はなく、校長はベイリーの兄ホミに、弟が態度を改めなければ退学にすると知らせた。
ホミは、メルワンならベイリーに影響を与えられるかもしれないと知っていたので、校長の警告を彼に伝えた。
メルワンはすぐベイリーに言った。「ウィンドハウゼン神父がホミにおっしゃいました。今日あなたは試験を受けることになっており、もし不合格なら、神父はあなたのご両親に相談せざるを得ないとのことです。校長先生は、あなたを退学にするとおっしゃっています。」
「僕はどうしたらいい?」
メルワンは答えた。「昼休みの後に試験があります。私がお見せする一篇の詩を必ず暗記してください。」
ベイリーはそうすると約束した。彼は昼食のために家へ帰らず、校庭の静かな場所でその詩を勉強した。彼は学校を去らなければならないこと自体はさほど気にしていなかったが、メルワンとの交友を失いたくはなかった。その日の午後遅く、ウィンドハウゼン神父が彼を試験したとき、ベイリーに暗唱させたのはその詩だけだった。ベイリーは試験に合格し、ウィンドハウゼン神父はホミに彼を褒めさえした。ベイリーの怠惰な性質を知っていた教師たちと同級生は、彼が合格したことに驚いた。ベイリーはセント・ヴィンセント校に残ることを許され、そのすべてをメルワンの先見の明ある助言のおかげだと考えた。
メルワンは頻繁に詩を書いており、ベイリーにも詩人になってほしいと思っていた。メルワンが第一行を書き、ベイリーに第二行で韻を踏むよう求めると、ベイリーは苦心して最善を尽くした。時折、二人の友人はガザル [抒情詩] を作ってみることもあった。彼らは、近所のイスラム聖者の祠や、市の南西約三マイルにあるパルバティ丘のような静かで人里離れた場所へ行き、そこで孤独の中、共に作業した。
前述のように、メルワンには詩を書く天賦の才があった。一方、ベイリーはそのような霊感を受けておらず、意味のあるものを書くことは彼にとって重荷だった。
