西洋にも、そのような奉仕を行う人々がいます。1その一人は、ハンセン病療養所の責任を負う医師です。彼は常にハンセン病患者たちと共におり、自分の仕事に没頭しているため、自分自身のことを考える時間さえありません。彼はメヘル・バーバーが誰であるかを知りません。
そのような人々は無私の奉仕を行うことができますが、それでも彼らでさえ私の近くには来られません。なぜでしょう?それは心(マインド)が残っているからです。最も微細な思考でも束縛を生み、それが彼らをしてバーバーを知ることを妨げるのです。それにもかかわらず、そのような人々は身体を捨てるや否や私のもとへ来ます。なぜなら、彼らの思いは自分自身のためではなく、自分の仕事を発展させ向上させるためにあるからです。それゆえに、彼らは私のもとへ来るのです。
それからバーバーは言われた。「五分後に、三十分間ほど外に出て休んでください。明日からは、このような説明や話はもうありません。私たちは共に過ごし、遊び、冗談を言い合うことになります。一つだけ覚えておいてください。神は限りなく慈悲深い御方です。神は永遠に至福のうちにおられます。神には許せないことが一つあり、それは見せかけることです。悪党であるのに聖者であるかのように装うのなら、神はそれをお許しになりません。」
休憩の後、バーバーは続けられた。
皆さんは『神は語る』が独特な書物であることに気づかれるでしょう。これまでこのような事柄が私によって明かされたことは一度もありません。皆さんはご自身の心(マインド)を通して、ご自分の存在のなぜや何ゆえを理解されることでしょう。その書物をお読みになった後で、ご自分が神であるかのように装わないでください。ご自身が体験するまで、それは何ものでもありません。
もし私を愛するなら、そう言ってください。愛さないのなら、そのことも率直におっしゃってください。もしバーバーがアバターであり神であるとお感じになるなら、そうおっしゃってください。それができないのであれば、世間に向けて私はアバターではないと告げてください。私はそれで嬉しく思います。両方とも私のものです。偽善者にはならないでください!
それからバーバーは翌日のプログラムを総括した。グジャラート・グループに説明した内容がラムジューの記録から彼らに読み上げられ、同じ内容が残る二つのグループにも繰り返されることとなる。
外の世界に私の愛のメッセージを伝える働きについて、私は満足していません。この働きは、私の意に従ってなされなければなりません。このことを私はグジャラート・グループに対して強調しました。そして他のグループにも申し上げるつもりです。また、働き手たち自身の間に意見の不一致があることも私は好まず、この問題を一度きりで決着させたいと思っています。
脚注
- 1.バーバーが言及していたのは、ドイツ人の医師でありキリスト教宣教師、宗教哲学者でもあったアルベルト・シュヴァイツァー(一八七五-一九六五)で、彼は一九五二年にノーベル平和賞を受賞した。
